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らくたま(ファンド運営:株式会社フロンティアグループ) サービス詳細情報

※評価スコアについて(❔)
■利回りスコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドの「平均利回り」に応じて評価します。
  5 : 平均利回り 8%以上
  4 : 平均利回り 6%以上
  3 : 平均利回り 5%以上
  2 : 平均利回り 4%以上
  1 : 平均利回り 4%未満

■組成頻度スコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドの「組成件数」に応じて評価します。
  5 : 組成件数 12件以上
  4 : 組成件数 6件以上
  3 : 組成件数 3件以上
  2 : 組成件数 2件以上
  1 : 組成件数 2件未満

■劣後出資比率スコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドで確認できた「劣後出資比率」に応じて評価します。
  5 : 平均劣後出資比率 30%以上
  4 : 平均劣後出資比率 20%以上
  3 : 平均劣後出資比率 10%以上
  2 : 平均劣後出資比率 5%以上
  1 : 平均劣後出資比率 5%未満

優先劣後構造をとる不動産クラウドファンディングにおいては、ファンドで損失が生じた場合、事業者の劣後出資分でまず損失を負担するため、劣後出資によって、投資家の元本が守られます。
劣後出資比率はサービス・ファンドごとに異なりますが、劣後出資比率の高さファンドの安全性に直結しますので非常に重要です。
また、クラファンで資金調達するファンド運営企業にとっては自己資金を拠出することのデメリットが大きい中、あえて劣後出資を多めに拠出しているということは、以下のことの証明にもなりますので、是非注目してください。
①ファンド運営企業の財務基盤が強いこと
②投資家保護を重視する企業姿勢であること

■運営企業の財務スコアの評価基準:
開示されている直近の決算時点における「自己資本比率(純資産÷総資産)」と上場の有無に応じて評価します。
・自己資本比率スコア
  5 : 自己資本比率 40%以上
  4 : 自己資本比率 20%以上
  3 : 自己資本比率 10%以上
  2 : 自己資本比率 5%以上
  1 : 自己資本比率 5%未満
・上場スコア
 +2 : 東証プライム市場上場
 +1 : 東証スタンダード/グロース市場上場
※上記の合計値が5を超える場合も、スコアの上限は5としています。

不動産クラウドファンディングの多くは「倒産隔離」がされておらず、ファンド運営企業の倒産時には運営中の全てのファンドに影響が生じます。
(ファンドの運用中はもちろん、ファンドの運用終了後でも投資家に資金が償還されていない場合や、信託保全されていないデポジット口座の資金も破産債権となる可能性があります。)
運営企業の倒産リスクの見極めは非常に難しいですが、「自己資本比率」が高いということは、保有する不動産などの資産で売却損や評価損が生じても、純資産までの損失であれば債務超過にならないということになりますので、自己資本比率の高さは重要です。
なお、厳密には不動産会社の倒産リスクを考慮する場合に保有する資産の中身(不良資産の質・量)や、キャッシュフローまで確認できることが望ましいですが、これらの情報は法律上の開示義務もなく、非開示となっている企業がほとんどですので、ここでは自己資本比率を重要指標としています。

■ファンド依存リスクスコアの評価基準:
過去1年間に募集開始したファンドの「募集額×運用年数(≒ファンドで運用中の資産額規模)」が、運営企業の「純資産」の何倍規模かに応じて評価します。
・ファンド依存リスクスコア
  5 : 1倍以下
  4 : 3倍以下
  3 : 5倍以下
  2 : 10倍以下
  1 : 10倍を超える

運営企業が、ファンドを用いて自身の純資産を大きく超えた規模の資金調達を行うということは、ファンドの資金調達や事業(利益を稼ぐ源泉)が、ファンドに対する依存度が高まっている状態といえます。
もし、ファンドで大きな損失やトラブルが生じ、ファンドを通じた投資家からの資金調達ができなくなった場合に、事業運営に大きな影響を与えるリスクが高まります。
更に、フェーズ1→フェーズ2という形で、ファンド間でリファイナンスを行うことで長期運用の不動産を所有している場合には、クラファンからのリファイナンスができないとキャッシュフローへの影響が大きくなります。
また、運営企業の不動産ビジネスのほとんどがファンドを通じて行われるような場合、事業運営が厳しくなった場合に、最悪、ファンド出資者に損失を負担してもらった上で事業を撤退(倒産)しても失うものが小さいという点も、投資家にとっては最悪を想定した場合に考慮すべきリスクの一つとなります。
一方で、クラファンでの調達規模が小さい企業の場合、ファンドは自社や自社のマンションブランドの認知拡大などを目的として、ファンド運営で利益を上げる必要性が低いケースが存在します。
こういった企業の場合、ファンドでトラブルを起こして投資家の信頼を失うと事業の柱である本業や企業価値(株価)への悪影響(レピュテーションの悪化)の方が問題となるケースがあり、ファンドでトラブルを起こすことはなんとしても避けたいという誘因が働きますので、運営企業が最大限投資家保護のための取組を実施することが期待されます。(法律では「投資家の損失補填」は禁止されていますので、法の許す範囲での取組となります。)

らくたま サービス概要

「らくたま」とは?

2024年4月にサービスを開始し、これまでに17ファンドを組成し、既に9ファンドの運用を満額配当(2ファンドは利回り上振れ)で終了している不動産クラウドファンディングサービスです。
当サイトでは、不動産証券化協会認定マスター資格を持つ管理人が投資をした、または、投資を検討したいサービスに限定して情報掲載していますが、このサービスについては開始直後から注目しており、これまでのサービスとは良い意味で異質な、良質なサービスとして成長をしているサービスだと感じています

らくたまは豊富な不動産保有・運用実績を持つ運営企業のアセットを活用しつつ、REITの運用経験もある資産運用(アセットマネジメント)のプロがファンドを設計・運用しており、インカムゲインをベースとして安全性を確保しつつ、利回りもかなり高めに設定されています。
情報開示が充実しており、そのファンド設計を見ても、リスクとリターンのバランスを非常に丁寧に調整されたファンドに厳選されていますので、まだ投資検討されたことがない方は、投資先として検討されてはいかがでしょうか?

※不動産クラウドファンディングサービスは、不動産特定共同事業法に基づき提供される不動産投資から得られる利益を原資に配当、元本償還を行う投資商品です。
不動産クラウドファンディングサービス共通の特徴については記事後半で解説します。

「らくたま」を他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。
まだ始まったばかりのサービスのため、今後の組成頻度や利回りなどは変化がありそうですが、これまでのところ、「利回り」は、平均レベルと比べると若干下がるものの、安全性の高さやファンド運用終了後の償還までの早さ(運用翌日償還)を踏まえれば、「高めの利回り」となっています。
管理人が「高めの利回り」と判断する、このファンド特長は後述します。

らくたま ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 6% 6% 6.39%
劣後出資比率 27.7% 28.4% 18.45%
組成件数 11件 17件 -
資金調達額 6億6,340万円 8億4,711万円 -
運用終了額 - 3億611万円 -

「らくたま」のサービスの魅力、特徴

まず、ファンドのタイプを安全性の高いインカム型に特化した上で、更に万一の損失発生時に投資家の元本を保護する劣後出資比率が平均27%代と業界最高水準(ファンドごとに大きく異なるため注意)の安全設計ファンドが提供されています。

ここまでであれば、GAL fundingやT's Fundingなど既存のサービスにも同様の条件があてはまるのですが、このサービスの他との違いは、「運営会社が不動産の長期保有で収益を上げてきた資産運用のプロ」である点です。

サービス運営企業がマンション開発などを行うデベロッパーの場合、良質な自社開発不動産のPRも兼ねてファンドで所有し、運営するというパターンがあるのですが、「らくたま」は、運営会社が長期保有し、稼働状況や資産価値も検証された状態(いわゆるトラックレコードがある)の物件をファンドで保有・運営することができます。
トラックレコードがあれば、マスターリース契約も有利な条件で締結できますし、不動産運営のプロが運営することで、運営ノウハウにも期待できます。
(もちろん大手デベロッパーが扱うファンドでは、資産価値が下がりにくい好立地の築浅マンションに特化しているなど安全性への配慮がありますし、デベロッパーに運営ノウハウがないというつもりはないのですが、デベロッパーがみな運営に強いわけではありませんので。)
「らくたま」の魅力
  • 賃料をベースに配当するインカム型に加えて、マスターリースで空室リスクを抑制しており、リスクが低い
  • 万一の損失発生時に投資家の元本を保護する劣後出資比率が30%と業界最高水準
  • 運営会社は、不動産会社の中でも、「不動産所有・管理」に強い資産運用のプロフェッショナル
  • 安全性を高める5つのポリシー「らくたま5枚の盾」を明示しており、情報開示も財務規律もガラス張り
  • ファンドの安全性を高めている一方で、利回りも6%代とかなりの高水準
  • ファンド運用終了後翌日償還で資金効率が高い
  • 「全期間配当保証」なら、短期売却時にも当初運用予定期間分の配当が得られる
  • 「らくたま パスポート」で、多様な特典!マスター会員になれば抽選に必ず応募する特典も

不動産会社にはそれぞれ得意分野があるのですが、不動産クラウドファンディングサービスを運営する不動産会社は、不動産を開発するデベロッパーや、不動産のバリューアップ転売を行う事業者が多く、不動産の長期保有を主要事業としている事業者が参画しているケースはほとんど見たことがありませんので、今後も継続的なファンド組成ができれば、業界でも異質な存在になるかもしれません。
(これには、不動産クラファンで投資家が求める利回りが高すぎるため、参入しにくい、というか参入しても儲からないという事情があります。)

「らくたま」は、翌日償還のため、資金効率・実質利回りが高い

不動産クラウドファンディングでは一般的に、対象不動産の売却によりファンドの運用終了後、配当や元本の償還までに2ヵ月程度かかるケースが多くなっています。
これは、運用期間中のテナントからの賃料収入の入金までに時間がかかることや、ファンドの清算に関わる会計処理などに時間を要するため、仕方ない部分があるのですが、らくたまでは、「翌日償還」ルールを策定し、それをこれまで遵守しているようです。

独自の工夫がされているためか、なかなか他社では真似ができないことなのですが、投資家にとっては、即座に次の投資先に資金を配分できるため、投資効率が高く、実質的な運用利回りが高くなります。
管理人自身、最初償還の早さに戸惑ったのですが、かなり運用面でのメリットが大きく、今後らくたまへの投資配分を上げようと感じる要因になっています。
らくたま FACT
らくたま FACT

「全期間配当保証」のファンドでは、短期売却時にも当初運用予定期間分の配当が得られる

らくたまは、2024年4月のサービス以降、投資家がワクワクするようなサービスの強化を矢継ぎ早に実施しています。
例えばらくたま7号では、短期でファンド償還が実施された場合も、当初運用予定期間分の配当利回りが得られます(※)。
もちろん、配当はファンドが得た賃料収入や売却益から実施されるため、あまりに短期間で償還された場合や売却損失が生じた場合などには配当が満額得られない可能性はありますが、短期償還時にも当初の運用予定期間分の配当が得られる可能性がある、というのは魅力的な条件です。

※「全期間配当保証」の場合の契約成立前書面 兼 電子取引業務に係る重要事項説明書」の定め
これはらくたま独自の契約条項で、「早期売却した場合には、事業者の利益取り分(残利益)を放棄して投資家に配分するよ」という内容を定めています。
短期売却を行うケースでは当然期中に得られるインカムゲインも当初予定より減少しますので、現象しても投資家に配当できるよう、事業者の取り分を減らして最大限投資家に配当するという内容。投資家にとっては短期間で当初予定の配当が得られる可能性がある、有利な条件になります。

<らくたま独自の契約条件「全期間配当保証」:らくたま7号の場合の定め>
また、本事業者が、11.に規定する契約期間の満了日前かつ別紙2規定の不動産取引の終了予定日前に対象不動産全部の売却等を完了した場合も同様とします。なお、その場合、本条第1項(2)号⑤に規定する本事業者に帰属する残利益について、本事業者はこれを放棄し、当該残利益は同号④の規定による優先出資に係る利益の分配の対象とします。

らくたま 全期間配当保証
らくたま 全期間配当保証

「らくたま」は、運営企業の財務規律ルールが有り、財務もガラス張りの安心感

不動産クラウドファンディングでは運営企業の決算情報開示が義務付けられているものの、キャッシュフロー計算書の開示はなく、手元現金余力まで確認できるケースは少ないです。

らくたまでは、この情報開示を積極的に行っていることに加えて、独自にファイナンシャル・ターゲット(財務目標)を設定し、ファンド募集額に対して備えるべき純資産の比率や、投資家への配当に対して備えるべき現預金の比率を設定しています。
下の資料を見ていただくと、現在は設定したファイナンシャル・ターゲットに対して十分な余裕を持ったファンド運用規模にとどめています。
皮肉な話ですが、不動産クラウドファンディング事業では、投資家をたくさん集め、安定運用を繰り返して人気が出ればでるほど、この財務面の指標が悪化していく企業が多数存在しています。
当サイトのトップページでは、「ファンド依存リスク」という指標で各社の純資産に対するファンドによる資金調達規模の大きさをスコアリングしていますが、著名なファンドの多くが、純資産に対して非常に大きい資金調達を行っていることが確認できると思います。
らくたまについては、今後投資家層を拡大し、ファンドの規模を拡大していくとしても、一定の規模を超えない方針を開示していますので、他サービスとの大きな差別化ポイントと言えるのではないか、と思います。

 フィナンシャル・ターゲット
らくたま フィナンシャル・ターゲット

「らくたま パスポート」で、多様な特典!マスター会員になれば抽選に必ず応募する特典も

「らくたま くらぶおふ」では、3カ月ごとの運用金額等の条件を元に、優待会員が選出されます。
会員になると、140万以上のコンテンツが利用可能なベネフィット・ステーション利用可能になる他、上位会員には電子マネー(ベネポ)5,000円が獲得できるチャンスがあります。

更に、最上位の「マスター会員」に選ばれると、なんと、3カ月間は応募すると必ず当選する権利が付与されます。(ただし、部分当選となる場合はあります)
好条件のファンドにはなかなか当選できないことが不動産クラウドファンディングでの課題ですが、これが得られれば、投資効率がぐっと高くなりそうです。
プラチナ会員は投資額上位100位以内、マスター会員は上位10位以内と少しハードルはありますが、ファン会員であれば、毎月15日時点の運用金額が50万円以上でなれますので、不動産クラファン愛好家であれば、比較的めざしやすい金額ではないでしょうか。

らくたま パスポート
らくたま パスポート

【出典情報】らくたまワールドや特典の詳細情報はこちら

「らくたま」を運営する「株式会社フロンティアグループ」とは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、「らくたま」を運営する「株式会社フロンティアグループ」をチェックしてみましょう。

「株式会社フロンティアグループ」の基本情報

創業2008年の不動産会社ですが、主要事業は以下の通りとなっており、不動産の取得、販売よりも、アドバイザリーや投資、不動産賃貸に強い不動産会社です。

・M&Aアドバイザリー・投資事業
・不動産賃貸業
・不動産の取得、販売、及び仲介事業
・不動産クラウドファンディング事業
・再生可能エネルギー源を利用した発電事業

ホームページには「所有不動産一覧」が掲載されており、目標収益資産規模を333億円としています。
収益不動産を取得し、賃貸用不動産として長期保有するということは、賃料の最大化や修繕などの運営コストの管理についても専門的なノウハウを持っている会社です。

ちなみに創業タイミングの2008年と言えば、まさにリーマン・ショックによる不動産価格の暴落のタイミングです。
不動産価格はこの時期に大きく下落しており、現在にかけて、中長期的に価格が上昇してきていますので、長期保有資産については、帳簿価格(簿価)より市場価格が高いという「含み益」があるものも存在しているはずですので、これでしっかり利益を稼げているようなら固い経営ができていると確認できますので、次に決算情報を見ていきましょう。

「株式会社フロンティアグループ」の決算情報チェック & 業界平均との比較

まず、当サイトに掲載している「株式会社フロンティアグループ」の決算を見てみましょう。

企業の財務の健全性が確認できる「BS」を見ると、当サイトで掲載する不動産クラウドファンディング事業者の平均には若干及びませんが、長期保有不動産にはおそらく含み益があるものが含まれます(※)ので平均と比較して悪いとみる必要はなさそうです。

次に、企業の稼ぐ力が確認できる「PL」を見ると、利益率が極めて高いですね。
これは、「不動産を売却して売却益を得る」というデベロッパーや転売事業では土地や建築費が売上原価となるため原価率が高くなる一方で、「賃貸収入」の場合は、売上原価が修繕費やPMフィーなどとなるため、原価率が低いという影響はあるため、単純比較してはいけないのですが、それでも年間4億円を超える経常利益をコンスタントに稼いでいるというのは強い収益力があるといえます。
※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

※不動産が値上がりして資産価値があがっても、企業の決算上は、「実際に利益が実現する時」まで利益計上ができません。
 そのため、資産価値が上がった場合には、「含み益」が発生している状態となりますので、企業にとっては現金や利益が不足すれば、売却により売却益を確保できる状態となります。
 リーマン・ショック後の創業ということで、都心部の不動産価値は大きく値上がりしていますので、一定の含み益を確保していると想定できるでしょう。
 厳密には、簿価と市場価格を対比する必要がありますので、断定はできませんが、決算データの後ろに保有不動産情報も抜粋転記しますので、気になる方はご確認ください。


【出典】株式会社フロンティアグループ公式ホームページ 所有不動産一覧 より

まとめ:「らくたま」とは?

不動産の長期保有で収益を上げてきた資産運用のプロが、高いノウハウを元に運営するサービスです。
組成されるファンドも、「インカム型」を基本として、ファンドの特性を踏まえつつ高めの劣後出資比率を設定し、必要なケースではマスターリースによる賃料保証も加え、リスクとリターンのバランスがしっかり取られたファンドとなっています。
運営企業の賃貸不動産経営のノウハウも考えると、非常に安心感の高いサービスと言えます。
不動産クラウドファンディングの多くが利回りを競う状況に陥っており、結果として扱う不動産事業のリスクが高めの案件も増えていますが、そういった利回り競争ではなく、財務規律や元本償還期間の短期化、全期間配当保証などの運用品質を高めることで投資家サービスを向上させる、という方針で差別化を図られていますので、非常に面白いサービスでもあると思います。

サービス開始から1年近くがたっても、「利回り6%」水準とかなり高目の設定となっており、投資先候補としては魅力的な選択肢になるのではないでしょうか?
管理人としては、是非今後も継続的なファンドの組成と、できれば一定の利回り水準の確保を期待したいと思います。

最後に

ここまで「らくたま」の魅力と留意点をご説明しました。
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?

なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。

「らくたま」は不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス

「らくたま」は、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
  • 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
  • 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
  • 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
  • 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
  • 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
  • ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!

不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。 (上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)

「らくたま」についても当然、東京都の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(株式会社フロンティアグループ:不動産特定共同事業 東京都知事 第180号)

不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。

ファンドの魅力

・2024年4月にスタートした新しいサービスながら、インカム型で利回り6%と好条件のファンドを提供
・安全性の高い商品設計に加えて、運営企業の財務情報開示や、現預金や自己資本比率を確保する財務規律ポリシーを開示するなど、独自の投資家保護策を展開
・運営企業は創業から16年を超える不動産運用実績があり、インカム型ファンドへの信頼感が高い
※長期保有している「所有不動産一覧」を公開しています(非上場企業では珍しく、情報開示に積極的です)

留意点

・2024年4月サービス開始と新しいサービスながらファンド組成頻度も安定しており、情報開示や財務規律ポリシーの策定など業界でも異色の投資家重視のサービス姿勢のため、今後にも期待したい

サービス基本情報(2025年05月21日時点)

運営:株式会社フロンティアグループ
項目 直近6カ月 累計
利回り 6.2% 6%
劣後出資比率 41.2% 31.1%
組成件数 9件 21件
資金調達額 7億6,638万円 12億3,226万円
運用終了額 - 4億4,518万円

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 株式会社フロンティアグループ
代表者 創業者 代表者  金子嘉德
住所 東京都千代田区外神田五丁目2番5号
TEL 03-6803-0337
会社設立 2008年08月08日

運営企業決算情報(BS)

運営企業決算情報(PL)

らくたま 募集前/募集中 ファンド一覧

ファンドの募集・運用ステータスを指定して一覧表示する他、ファンドの魅力や留意点について、不動産証券化協会認定マスター資格を持つ管理人がコメントします。
・「詳細検索」機能を利用すれば、利回りやファンド名、特定サービスを検索できます。
・各ファンドクリックでファンド詳細情報、運営企業の決算情報など詳細情報が閲覧できます。
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【毎日更新】 不動産クラウドファンディング キャンペーン情報

不動産クラウドファンディングサービス事業者の最新キャンペーン情報を掲載します。
データは毎日更新されますが、手作業での情報収集となっていますので、開始したばかりの情報が反映できていないケースがあります。

現在のキャンペーン情報はありません。


らくたま 口コミ掲示板

不動産クラウドファンディング投資、投資全般に関する情報交換の場としてご利用いただける掲示板です。
投資先に迷ったり、疑問や不満に感じる点があれば、この掲示板を情報交換の場としてご利用ください。

なお、評価や不満については、その根拠や理由もあわせて記載をお願いします。
また、以下に該当すると管理人が判断した記載については随時削除させていただきます。(よって、個別の削除要請はご容赦下さいませ。)
・リスクやリターンを断定または誤認させることを意図する記載
・事実や根拠なく誹謗中傷する意図の記載
・特定の記載者やコメントに対する悪口、暴言、または発言を許容しないといった趣旨の記載

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ID:988 / 投稿者:管理人 [2025-04-25 09:31:28]
私は法的に侮辱罪の判断基準を持てるわけでもないので難しいご意見ですね。
982様については、「頭大丈夫?」のような言葉は避けていただきたいです。
ただ、そう感じた理由を含め、アドバイスもされているので、ただの侮辱だけが目的の書き込みではないと感じますので、以後侮辱的な記載にならないよう気をつけていただきたいです。
981様については、らくたまをディスるだけの意図ではないかと思いますし、分からないことを情報交換すること自体まで禁止するのは掲示板の意味がないので、悪意を持ってただ攻撃した、ではないものも削除できないと考えております。

みなさんが嫌な気持ちにならないようご配慮どうぞよろしくお願いします。
ID:987 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-25 08:56:38]
986さん 981は、だれが見ても関係ないことを言いがかりにしているので、らくたまをディスっていると言える。981に原因があるのでは?
ID:986 / 投稿者:レオ [2025-04-25 08:38:24]
管理人様
982さんの投稿は個人攻撃をした誹謗中傷です。
削除したほうが良いと思います。
ID:985 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-24 22:21:15]
ありがとうございます。
よくわかりました。
この管理人さんは頼りになります。
ID:984 / 投稿者:管理人 [2025-04-24 21:00:22]
補足ですが、らくたまの案件自体は、蓄電所ビジネスをやるわけではなく、蓄電所用地を一旦取得し、蓄電所を開発したい事業者に賃借することで、賃料収入を得るモデルです。
課題があるとしたら、土地は取得価格以上で売却する必要がりますが、蓄電所としての収益性が想定より出ない場合などに、土地の価値が低下して損失が出るリスクが一定ある、ということでしょうか。
短期での売却予定ですから、①系統連携接続のコストが想定範囲に収まり、②電池の搬入や据付・設置などが順調に進めば、期待通り満額償還できる可能性も十分ある案件だとは思います。
損失が出ても40%までなら劣後出資が損失負担してくれますので、投資家の元本も守られるのはらくたまの強みでしょう。

ただ、蓄電所ビジネス自体は社会的に意味のある事業ですが、「流行り」ということは新規参入も増えるわけで、将来仮に供給過多になれば期待ほど儲からない可能性も有ります。今回、土地を賃借して系統用蓄電所ビジネスを実施する事業者自身が将来どの程度儲かるかは、やってみないとわからない、という感じかと。(想定リターン自体は年率20%を超えてる気がしますが)
始まったばかりの市場もあり、将来需給が見通しにくいという面ではリスクはあります。
誰でも儲けられるような都合のよいビジネスには後発が群がるので、未来永劫ブルーオーシャンであることが確定しているような事業は、そうそうないと思いますよ。
(それが見つかるなら私がやりたいです)
ID:983 / 投稿者:管理人 [2025-04-24 20:51:29]
981様
蓄電池メーカーの苦境と、蓄電所ビジネスの収支は全く関係ないかと。
ちなみに蓄電池は中国産の電池のコストが安く、国際メーカーは苦しいようです。
今は円高で少し状況が変わるかもしれませんが、中国製は世界市場で販売できているので、量産効果も高いのでしょうね。
「系統用蓄電所」については、らくたま案件の記事に、系統用蓄電所のビジネスモデルなど解説していますが、安い電池を使って電力の売買をできれば良いので、メーカは問いません。
検索すれば、系統用蓄電所が設ける仕組み(どのような市場があるか)などはかなり多くの解説記事などもありますので、ご覧下さい。

ただ、投資する際に、良く分からないままで投資するのは、私はお勧めできません。
特に先端の流行りものはっぽいのものは、トラックレコードがないという面でも、世の中に売買事例や知見がまだ少ないという面でも、「知識がない」という自覚がある方におっては特に避けるべきものではないか、と思います。
もちろん、失ってもよい資金の範囲でハイリターン案件に突っ込んでみる、ということなら問題ないと思いますが。

最後になりますが、投資には元本保証はありませんし、特に流行りものでは想定外のことも起こる可能性があるという感覚を持たれるとよいかと思います。
ID:982 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-24 20:28:59]
981さん 頭大丈夫? 電池と聞いたら、世の中すべての電池関連が影響すると考えるわけ? その程度の頭しか無いなら、悪いこと言わない、投資やめた方がいいよ。
ID:981 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-24 19:55:45]
次世代型リチウムイオン電池製造、APBが破産手続き開始 福井県越前市、負債34億円
フレンデイやテクラドにも投資してます。
私は知識がありません。
らくたま案件大丈夫ですか?
投資を考えていましたが、不安になりました。
次世代有望な施設ですか?
ID:980 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-24 08:55:29]
管理人様のファンド一覧にファンドのメリット、デメリットか゚紹介されていますので、ご一読されてはいかがでしょうか?
私は今回の案件かはパスします。
本件、不確実要素が大きいこと、蓄電池というものか゚よくわからないこと、あと、らくたまか゚蓄電池用地として売却出来なかった場合の代替案が腑に落ちないことです。
代替案に、元々運営していたゴルフ練習場にする、となっていますが、小樽は冬は寒いしわざわざゴルフの練習をする人がどれだけいるのか分からない、だからゴルフ練習場を閉鎖さたのではないか、と推察したのと、もう一つの代替案の自己資産にする、というのも不良資産か゚積み上がるだけで最終的にらくたま事業者の財務悪化を招く恐れがあるのではないかと考えたからです。
ID:979 / 投稿者:匿名投稿 [2025-04-24 01:42:58]
らくたまでたーと思ったら、電池関連なうえ小樽。ちょっと微妙な気がします。。。
ID:719 / 投稿者:当選祈願 [2025-03-19 23:28:09]
劣後出資率を増やせば安全性は上がりますが、
その分募集枠が減るので痛し痒しですね。

素人ですが自分が運営側なら25%くらいに抑えて、
募集枠をその分増やします。
ID:718 / 投稿者:当選祈願 [2025-03-19 23:22:44]
らくたまは一度だけ投資できた事があるのですが、
なかなか当たらないのでほぼ無視してきました。

今回は募集枠が過去最大の2億円という事もあり、
まだ120%台なので応募する価値がありそうです。
ID:705 / 投稿者:匿名投稿 [2025-03-18 01:43:34]
 らくたま18号・13号早期償還!!
 アップサイド配当で18号の実績利回りは1642%に上昇!!
18号はわずか1日で終了、PRの意味合いがあるとは思いますが、明るいお知らせ良いですね
ID:390 / 投稿者:管理人 [2024-12-12 08:19:07]
キャピタル狙いの物件はキャッシュフローは出ないでも保有自体はおかしくないんですが、そぼキャピタル分を投資家に配分しては、事業者側としては儲かりませんね。
ぶっちゃけ、この物件低利での融資をひけるでしょうから、クラファンで調達しないと保有できない類の物件でもない気がします。
という想定を元に、会員確保やPR目的での物件という見方ができるのかなと感じます。
ID:389 / 投稿者:匿名投稿 [2024-12-11 23:07:00]
管理人さま
387です。コメントありがとうございます。
このファンドの位置づけは「らくたまのアイコンファンド」なんですかね。わずかな評価益はでるかもしれませんが、借地収入があっても、募集経費や投資家配当もあり、キャッシュフロー的にはマイナスですから。
ID:388 / 投稿者:管理人 [2024-12-11 22:01:38]
387様
はい、その認識で間違いないと思います。
実質3号ファンドの資産を一旦事業者が買取、その持分の7割分を12号ファンドに入れる、という形態となっています。
3号ファンドでは240百万円で取得し、事業者に247百万円で売却して、差分7百万円が配当原資になるという計算ですので、運用期間の6ヶ月間でに3%ほど評価額を上げた、という考え方です。

247百万円の7割は172.9百万円ですが、ぴったり、12号ファンドの物件(持分7割)の取得額と合致します。
12号ファンドでは、178.9百万円で売却して6百万円を配当原資にする計画になっています。運用期間の8か月間で3.5%弱評価額を上げて買い取る、という方針、ということですね。
(数字はらくたまさんのホームページ掲載の各ファンドの想定収支記載の「想定売却益」から算出しました)

らくたまさんのサイトでは、当初取得額が廉価なため、今後10年この比率で評価額を上げいくことが可能(現在の評価額も割安)、という想定をされており、大きな経済情勢の変化(悪化)がなければ、毎回安定的に配当をしつつづけられる継続ファンドとして運用していく方針だと考えてよいのでは、と思います。
もちろん●●ショックのような経済情勢変化があれば損失リスクはありますが、その際は60%というかなり高い劣後出資比率で守る、という商品設計になっていますね。
ID:387 / 投稿者:匿名投稿 [2024-12-11 13:06:27]
管理人さま
らくたま12号は3号の継続ファンドですが、「3号ファンドの土地はフロンティアグループ自身が100%買い取り、12号では100%のうち70%持分のみをファンド事業の対象としている」という理解でよろしいでしょうか? 後学のために見解をいただけると助かります。

3号/12号ファンド概略
- 3号:2.4億/劣後55%/6%利回り(配当原資:借地代インカム20万円/月 + キャピタル700万円)
- 12号:1.73億/劣後60%/6.5%利回り (同:インカム20万円/月 + キャピタル600万)土地持分70%
 
ID:266 / 投稿者:不動産クラファン初心者 [2024-10-24 21:50:45]
いつも丁寧な回答有り難うございます。
参考にしたいと思います。
ID:265 / 投稿者:管理人 [2024-10-24 17:55:17]
らくたまさんは、どのファンドもファンド物件固有リスクなどを踏まえて設計されているので、利回りとリスクのバランスが良く、12号と15号でどちらが良い、と断定しにくい印象ですので、どちらに投資するかは好みの世界ではないでしょうか。
12号はテナントが1店舗となっている分のテナントリスクはマスターリースで対処されている一方、15号はテナントが多い分一気に全て空室となるリスクが低いこともありマスターリース無し、といったバランスなのかと理解しております。(どちらも旧耐震かどうか明記されると更にうれしいんですが)
ID:264 / 投稿者:不動産クラファン初心者 [2024-10-24 17:18:39]
管理人様
らくたま12号が近々募集開始となりますが、15号とほぼ同程度と考えて良いでしょうか?
15号は海岸に近いので、12号が良いかと思っております。時間が空いた時にでもコメント宜しくお願い致します。
ID:165 / 投稿者:匿名投稿 [2024-08-30 14:44:58]
らくたまの運営素敵ですね
洪水時の浸水エリアにある他サービスからはなんの連絡もないので、らくたまの運営姿勢にちょっと惚れた

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らくたま会員の皆さまへ

台風10号によるらくたま7号ファンドへの影響につきまして、建物管理会社の現地調査等により、現時点で運用状況に重大な影響を及ぼすような被害等が発生していないことを確認しています。今後、らくたま7号の運用状況に重大な影響を及ぼすような被害等が新たに判明した場合には、改めてお知らせいたします。

らくたま運営事務局