駅近1棟マンション投資で、安全性と利回りを両立するファンド設計
トモタクのこれまでのインカム型ファンドでは地方部の築古マンションなど、資産価値の安定性よりも、表面利回りの高い物件が多いのですが、本ファンドは地方部とはいえ、JR長崎駅から徒歩8分、長崎電気軌道桜町支線「桜町駅」から徒歩1分という好立地で、2001年11月築のRC造の1棟マンション。
トモタクの強みであるマスターリースと劣後出資比率10%の条件と合わせて安全性を高めながら、想定利回り7%というインカム型としてはかなり高めの利回りを両立しています。
運営事業者の自己資本比率が低めな点を考慮し、分散投資を推奨
ファンド自体のリスクとリターンのバランスはかなり良いファンドですが、運営事業者の自己資本比率は6.7%と低めの水準です。
事業者の立場では、不動産クラウドファンディングで保有している資産については劣後出資の範囲でのリスク負担となっているため、保有資産全てのリスクを負担しているわけではないものの、資金調達のうちファンドに依存する比率が高い点も合わせて、ファンド(本ファンド以外のリスク高めの開発型ファンド含め)で大きな損失があった場合の事業者への影響は軽視できません。
投資家の立場では過度に1事業者への投資を集中させず、分散投資を行うことでリスク抑制されることをお勧めします。