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NINE FUND Vol.10は、新築マンション開発で劣後出資比率42%、想定利回り8.5%の好条件ファンド

【2025-09-09】
評価

「NINE FUND」とは?

2024年12月に1号ファンドを組成後、毎月コンスタントにファンド組成を継続しており、既に3ファンドの償還を完了した実績を持つ不動産クラウドファンディングサービスです。
不動産クラウドファンディングでは珍しい札幌の好立地物件が投資対象となっており、分散投資先に加えることで、エリア分散投資が可能となりそうです。
これまでのところ、賃料収入を原資に安定した配当をめざすインカムゲイン型ファンドと、自社で開発実績を多く持つマンション開発型ファンドを中心として、劣後出資比率、想定利回りともに業界平均を超える水準となっており、かなり好条件のファンドを組成してきています。

優先劣後構造を取っており、ファンドにおいて損失が生じてしまうような場合も、劣後出資分までは運営事業者が損失を負担するという構造となっていますので、これまで組成したファンドは、安全性と高い利回りを両立している、という見方をして良いでしょう。
物件の立地についても、駅から徒歩5分以内(なんと1分~3分)の好立地物件が中心となっています。

ファンド組成頻度もこれまでのところ毎月1ファンドの組成と安定しており、分散投資先候補に加えることで、投資効率の改善が狙えるのではないでしょうか。

NINE FUNDの得意としているタイプのマンション開発型ファンド

本ファンドもこれまでと同じく運営事業者の地盤である札幌市内で、・北海道の地下鉄南北線「麻生」駅 徒歩8分という好立地で、一棟マンションを新規開発するファンドです。

直近の9号ファンドと同様、今回の10号ファンドも新築マンションの開発型ファンドとなっています。が、運営事業者の本業では多くの開発実績を持っているようですので、開発ノウハウ面でも安心感が持てるでしょう。

融資併用のため、金融機関の担保設定がありますが、総事業費の24%程度にとどまっている一方、事業者が損失を優先的に負担する劣後出資比率が42%とかなり高めとなっており、ファンドで42%の損失が生じても投資家の元本が守られる高い安全性のファンドとなっています。
この条件で想定利回り8.5%というのは、かなりの好条件ファンドではないでしょうか?
ファクター・ナイン施工実績
ファクター・ナイン施工実績

売買契約締結済みファンド

本ファンドでは、対象不動産の完成後、売却することで売却益を確保して配当をめざしますが、既に売買契約締結済みとなっています。
買主側の融資承認も既に得られており、融資が得られなかった、といった理由での解約もない条件ですので、買主の信用力にも問題はない状態ですので、ファンドの安全性は高いと言えます。

もちろん、不動産の売買は、契約締結から、実際の決済引き渡しまでが完了するまで油断はできません
とはいえ、本物件は、建物の開発が完了してしまえば、実際に収益を生む収益物件として市場で売買されます。
数億円規模の駅近新築RCマンションは、資産性の高さや相続対策などで人気の高いアセットタイプですし、プロでも買えるタイプの物件のため、買い手の層は厚いです。
仮に売買契約がなんらかの事情で解除されたとしても、売り先が全く見つからない状態が長期化する、といったリスクは高くはないと考えてよいでしょう。

加えて、売買契約が解除されて売却できない場合に、運営事業者が自ら買取という計画もあるようですので、より安心感が持てるファンドと言えそうです。
もちろん、マンションの竣工までに天災や事故、ゼネコンの破綻などがありマンション開発に想定以上のコストがかかるようなリスクや、リーマン・ショックを超えるような想定外の市場の急変がある、といったケースが生じれば元本棄損という可能性も否定はできませんので、安全性が高いとはいえ、分散投資などによるリスク対策は考慮いただければ幸いです。

どうしてこんなに好条件なのか?

本ファンドもかなりの好条件ファンドですが、事業者にとって、メリットがあるのでしょうか?
これまで管理人は、サービス開始直後のため、会員獲得やPRも兼ねて好条件のファンドを組成しているのか、と考えていましたが、本ファンドでは、事業者にも一定のメリットがあるかもしれません。

マンションを開発する場合、土地については銀行からの融資が比較的容易に引けるのですが、建物の開発資金については満額得られないケースがあります。
建築資金には融資が付かないケースもありますし、財務のしっかりした実績の高い事業者でも、建築資金は事業費の70%程度しか融資がつかない、など、制約がありますので、この建築資金部分をクラウドファンディングで調達できれば、手元資金を温存して、他の物件に資金を配分することができます。

かつ、マンション開発では着手、中間、竣工時と3回に分けてゼネコンに費用を支払うのですが、竣工時の資金だけをクラウドファンディングで調達する場合は、調達期間が短くて済みますので、長期間の運用に比べると配当負担も小さくて済みます。

他の不動産クラウドファンディングサービスでは、土地+建物の全額を、開発当初から長期間調達するようなファンドもありますが、そのような形態に比べると、事業者にとっても事業場のメリットが得やすい形でファンド設計がされています。
この形であれば、事業者にとっても投資家にとってもWin-Winの形で、今後も継続的にファンド組成いただけるのかもしれません。

事業者の施工実績を見ても年間の開発物件数がそれなりにありますので、今後のマンション開発型ファンドの登場にも期待したいと思います。
とはいえ、過度にクラファンで調達して自己資本比率が過剰に低下するのはやめてもらいたいところですが、NINE FUNDさんの場合、劣後出資に自身の資金を投下していますので、過剰なファンド組成に一定の歯止めがかかることも期待できると感じます。
今後の展開にも、大いに期待したいところです。

「NINE FUND」を運営する「株式会社ファクター・ナイン」はどんな会社?

2001年に創業し、創業から20年を超える歴史を持つ不動産会社であり、リーマン・ショックやコロナなど、不動産の下落局面も乗り越えて事業成長をさせてきた企業です。
ナインホールディングスという持ち株会社の元、不動産の企画開発(受託コンサル型)からリノベーション設計施行、不動産管理まで、不動産投資に関する業務をトータルで提供する企業グループを形成しています。
不動産管理会社である株式会社ファクター・ナイン サービスは管理戸数1万戸を超えているようで、地方に根ざした不動産管理会社としては、かなりの管理戸数ですので、地元札幌での不動産ネットワークや物件管理、リーシングノウハウなど、グループの高い総合力が期待できそうです。

ファンドの魅力

・北海道の地下鉄南北線「麻生」駅 徒歩8分の立地で一棟マンションを開発して売却益で配当をめざすキャピタルゲイン型ファンド
・売却契約締結済みであり、総事業費に占める劣後出資比率42%と安全性を高めた設計で想定利回り8.5%の好条件

留意点


ファンド基本情報

NINE FUND Vol.10
NINE FUND Vol.10
ステータス 運用中
想定利回り 8.5%
募集期間 2025-09-16 09:00:00~
2025-09-19 11:59:00
運用期間 4ヵ月(2025-10-01~2026-01-30)
募集方式 抽選式
タイプ キャピタル
募集額 1億円
劣後出資額 1億2,900万円
融資調達額 7,400万円
出資総額 3億300万円
劣後出資比率 42.57%

対象不動産情報

物件タイプ1 一棟収益
物件タイプ2 レジ
権利 所有権
建築年月 0000-00-00
物件情報 ・北海道の地下鉄南北線「麻生」駅 徒歩8分の立地で一棟マンションを開発
固有リスク

ファンド運営事業者情報

サービス名称 NINE FUND
事業者名 株式会社ファクター・ナイン
住所 札幌市中央区南2条西25丁目1-2 Factor.9 bld 3F
TEL
上場有無 非上場
純資産 14億9,238万3,000円
自己資本比率 21.08%
経常利益 1億4,897万6,000円
経常利益率 4.82%
決算年月 2025-07-31

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ID:2640 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-25 16:59:55]
私の出資額上位から、Funds COZUCHI
TSON みらファン Creal
Nine らくたま まにわく です。
ID:2638 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-25 16:31:15]
部分当選は、これまで、まにわくのみです。
ID:2637 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-25 16:29:28]
私は、8社
皆様といくつか被ってますね
Tsonとか^_^
みらファンにも、入れてます
ID:2636 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-25 16:22:34]
羨ましい
前回は、30/30当選したが、今回は落選した
ID:2635 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-25 14:48:23]
KーFUNDが想像以下のまさかの10万円の当選でしたので、9fundの当選はありがたいです。期間も短いですので。私はAG、レベチー、TーSON、9Fund、オルタナ、あとは100万くらいをポツポツ入れてる感じですね。AGは毎月配当がある状態になってますので、結構18日くらいに安定収入があり良い感じです。レベチーは入れすぎて大失敗で動きませんね。
ID:2632 / 投稿者:管理人 [2025-10-25 00:29:28]
満額当選おめでとうございます!
私は100/200でした。
Xを見ていると、今回複数名が部分当選だったようで、半額くらいでの当選というパターンが今後あるのかもしれませんね。
それにしても、NINEさんは募集額も少しずつ増えてますが、投資家が増えてるのか、倍率がだんだん上がっている感じですね。喜ばしいことなのですが、抽選外れも増えそうですね。

ちなみに私の今の出資額上位は、らくたま、NINE、GALA、まにわく、ASSECLIでした。他は100万円単位または部分当選出資がある形です。
複数ファンドに応募しているのはNINE、らくたま、GALAで、後は償還時があった後に募集されてるものから選んでいる感じです。
ID:2631 / 投稿者:不動産クラファン愛好家 [2025-10-24 19:30:49]
しかしながら9ファンドは、本日満額当選でした。私の上位投資額は、9ファンド、まにわく、らくたま、クリアル、TRECです。
ID:2628 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-24 15:58:16]
抽選全額当たりました。300ですね。3ヶ月9パー、exitですね。レベチーの二の舞だけは勘弁してくださいね。
ID:2625 / 投稿者:クラファン小心者 [2025-10-23 13:27:20]
https://arc-eco.co.jp/ownrealestate/

https://arc-eco.co.jp/greenloanframework/
先に提示したArc所有不動産ページの末尾に、(非常にわかりにくいですが)"グリーンローン・フレームワークについて"という説明ページへのリンクがあり、Vol.11のファンド対象不動産を、このグリーンローンフレームワークで調達した資金で購入することを匂わせています。(そういう仕組みを作ったと明記はありますが、Vol.11を対象とした具体的な借り入れ実施状況は明記なし
同ページで、”インパクトレポートティング”として、(仮称)N5W9 ZEH-MSにおけるCO2排出削減量を毎年報告する旨の宣言。そして Vol.11対象不動産の、BELSの認証書並びに、そこに記載されたBELS認証申請者としてファクター・ナインの名前を確認しました。
Vol.11対象案件のBELSの資料をなぜ載せているのか、はっきりとわかる記載はないのですが、Arcが設定した”グリーンローン・フレームワーク”のクライテリアで設定した認証の取得としてのエビデンスであることはリンク名から伺えます。>>適格クライテリアで設定した環境認証の取得状況(PDF)


ID:2624 / 投稿者:管理人 [2025-10-23 12:50:19]
それだと、おっしゃる通り売買契約締結済みの買主だと理解するべきですね。(竣工引渡し前に所有というかは別として)
詳細情報ありがとうございます!
ID:2620 / 投稿者:クラファン小心者 [2025-10-23 10:23:33]
管理人様

返信ありがとうございます。
私は不動産関係の経験が無いので、以下が根拠になるか自信がないのですが、

(1)Fund Vol.11の掲載写真の中に現地の建設計画看板があり、
施主:ファクター・ナイン
設計・工事管理:有限会社エートランスデザインワークス
施工:スターマンプロジェクト
となっている。
(2)Arcのホームページでは、”所有不動産”として掲載されている。ただし、2025年中のニュース欄では一切の言及なし

という所までは確認しました。

(2)に関しては、掲載の経緯が分からないので、根拠にはなりませんね。あくまでも”関係者であることを匂わせる”、、といった程度かと思います。
(1)施工のスターマンプロジェクトはナインファクターのグループ会社。設計・管理は有限会社エートランスデザインワークス。 という事で、設計としてArcの名前は出てきていないように見えました。

なので、残る関係者は売却先かなぁ?と、妄想した次第になります。すみません、あまりファンド出資の参考になるような情報ではないですね(笑
初心者の妄想に基づく、掲示板の賑やかし程度に捉えていただけたらと思います。
ID:2619 / 投稿者:管理人 [2025-10-22 23:57:29]
クラファン小心者様
断定できませんが、一級建築士事務所なので、設計、施工監理あたりを担う事業者の事例で掲載されているのかもしれません。
ID:2617 / 投稿者:クラファン小心者 [2025-10-22 23:09:38]
管理人様

先日は決算確認方法、ご教授いただきありがとうございました。

https://arc-eco.co.jp/ownrealestate/
Vol.11の売却先?と思われる企業様のページを見つけましたので、参考までに共有させていただきます。
どうして株式会社Arcが最終的に購入しようとしているのかは分からないのですが、2025年から不動産開発に乗り出された企業のようです。
ID:2601 / 投稿者:匿名投稿 [2025-10-20 19:11:19]
3百申し込みました。期間が短くて金額は小さいですが利回りがいいので当選期待してます。
ID:2574 / 投稿者:管理人 [2025-10-18 02:19:15]
反応遅れていました。
決算は、契約成立前書面に掲載されていました。
不特法1号事業者は会計監査済みの決算開示義務がありますので、Webの何処かには掲載されます。
他のパターンでは、マイページの書面類に合ったり、サービスにより差がありますが、ファンド募集時には必ずあるはずです。
ちなみに小規模事業者は会計監査義務がないため要注意です。(正確性が低いケースがあり得るという意味です。)
また、3号事業者には開示義務がなく、TRECは開示していますが、LEVECHYは開示していないなど事業者ごとに差があります。
ID:2546 / 投稿者:クラファン小心者 [2025-10-16 10:10:50]
NINEさんの新規案件が上がってきたので、ファンド自体の状況を確認したく最新のバランスシート(2025/7期)を見たいと思ったのですが、過去の発表タイミングを見ると11月末だったようなので、今回の募集期限10月24日までには確認できなそうですかね、
https://catr.jp/companies/42eb7/233252/settlements/ca11e/333456

質問>管理人様へ
無料で参照できる範囲では、まとめに使われてる2024年のバランスシートを見つけることができませんでした。有料の官報検索システムで確認されてますか?

ID:2219 / 投稿者:管理人 [2025-08-24 09:15:45]
レオ様
おっしゃるとおり、商品自体をシンプルにする工夫も事業者側の商品戦略に含まれるのでしょうね。
その意味では、今回、不動産Bの利益も投資家に配分する前提で設計してしまえばよかったのでしょうね。
投資家への配当上限は元々決まっているので、事業が成功すれば、事業者の取り分は変わらないので、かなりシンプルにできたはずです。
投資家への過剰分配になるリスクが上がるわけではないはずなので、ちょっと不思議ですね。(社内の理解が得られなかったんですかね。)

今はいろんな問題が起きていますので、真面目にやっている事業者は、意図的にそれらとの差別化を図っていってもらえれば、業界にレピュテーション悪化が広がった際に強みになると思っています。
個人的には、NINEさんには、良い方の規範を示す企業の一翼を担ってほしいと期待してますので、投資家の声を、今後にも活かして貰えたらとうれしいな、と思います。
ID:2218 / 投稿者:レオ [2025-08-24 08:25:21]
管理人様
おはようございます。
事業者への質問と回答、また解説記事の掲載ありがとうございます。
事業者の意図は理解できました。

ただ、事業者の回答にある:

内容が複雑かつ冗長になり、かえって混乱を招いてしまうのではないかという懸念がありました。 特に、説明文が冗長になることで、内容を確認しないまま、想定利回りの高さだけを投資判断の基準として応募される方もいらっしゃるのではないかと考え、開示情報を絞り込む判断をいたしました。

という部分が私は違和感があります。
そもそも不動産クラウドファンディングで、ファンド内容が複雑なものを扱うのは良くないのでは?と思います。
管理人様のご認識のとおり、また、事業者が認識している通り、クラウドファンディング投資家のマス層は、ファンド概要をきちんと読まない可能性が高いと思います。
だからこと、組成ファンドは、簡単な説明で済む、シンプルなスキームの案件を取り扱うべきなのではないかと考えます。

楽待のYouTubeも視聴しましたが、行政側の監督の力量に問題があるにせよ、まず、事業者が投資家に十分理解可能な、分かりやすい案件を組成し、また想定利回りの根拠をきちんと開示すること、
そして月次で進捗状況を報告すれば、今起きているような問題はある程度回避できると思います。
ID:2211 / 投稿者:管理人 [2025-08-23 22:18:28]
続報です。
NINE FUND公式サイトのフォームから質問を送ったところ返信をいただきました。
納得感を持てない方もいる内容かもしれませんが、コメント含め記事に追記掲載しましたので、気になられた方は、ご欄いただけますと幸いです。
https://investors-eye.jp/fund_detail.php?fund_id=nine-vol9&service_id=nine#20250823_nine

余談ですが、当サイトはかなり情報量が多く(かつ業界用語を不用意に使ってしまうなど)、不親切で難解なサイトだと自任しています。
初心者向けサイトは世のなかに多数ある中、「不動産の商流や法規制、リスクを伝えるサイトが少ない」という課題意識で立ち上げたサイトなので、ある意味、そういった課題感を感じられている、専門性を求める方向けに情報を発信したい、という思いがあり、詳細やリスクを知りたくない方には、全く向かないかと思っています。
もっとわかりやすく情報を絞ったサイトを求める方は、他サイトを利用されるだろう、という甘えもあり、万人に理解いただくことまでを志向できていないです。

一方で、クラファン運営事業者は、「多様な投資家層全てに、一番伝わりやすい形」を模索する必要があるのですね。

今回運営は、「想定利回りの高さだけを投資判断の基準として応募される」ことにならないよう、何を強調して伝えるか、考えた末の結果なのだと感じました。
この「万人に伝える」ということは、クラファン投資家の層の厚さ、多様さを考えると、非常に難しい問題だと感じました。

このあたりの難しさが、相手の理解度合いを選びながら説明できる対面での販売と、オンライン上の書面のみで販売するクラファンの大きな違いなのかもしれません。
とはいえ、クラファンなんですから、対面で補足説明ができない、という課題に向き合っていただくしかないんですが。
ID:2206 / 投稿者:管理人 [2025-08-23 15:18:19]
当サイトを見て投資判断された皆様、Xでも案内しましたが、指摘のあった①水害ハザード、②不動産A、BのうちB分の配当がない点について、記事に追記しておりますので、改めてご欄いただければ幸いです。
https://investors-eye.jp/fund_detail.php?fund_id=nine-vol9&service_id=nine

また、記事掲載内容や、情報開示について投資家から不信の声があることも、運営者のお問い合わせフォームからご連絡させていただきました。
当サイト運営者としての連絡先から連絡をしたので、もし何かご回答があり、ここで共有して良い内容なら改めてご案内します。

なお、①については、事業者よりの発言になってしまうかもしれませんが、新築マンションデベロッパーだと、コントロールできるリスクとして、そこまで重要なことと感じていないかもしれません。
もちろん、そのリスクを踏まえた事業計画や工程検討は行うのですが、建物の設計を考慮し、工事や修繕経費などでリスクバッファを相応分積んでおけばコントロールできるリスク、といった感覚を持ってしまうのは、事業者側と投資家側の感覚の乖離点、ということなのかもしれません。
私自身が投資家視点になれていなかったことを再認識しましたし、改善していかねば、と感じております。(追いついておらずすいません)
ID:2205 / 投稿者:管理人 [2025-08-23 13:31:38]
そうですね、今回のファンドの設計は、記事にも反映しましたが理解しにくく、投資家の誤認を招かないような情報発信が望ましいとすごく思いました。

ちなみに私個人はここの事業は事業性の検証がしやすく、事業者のこのエリアでの開発や転売実績などの面で投資先としての価値は高いとまだ期待しています。
期待も込めて、情報開示は私も個別に運営に質問、意見出しさせていただくしかもしれません。(匿名で運営している関係で、問い合わせや回答内容はここに書けないですがw)
ID:2204 / 投稿者:レオ [2025-08-23 12:36:52]
管理人様
そうですね、ナインファンド自体は投資家保護の観点を十分に取り入れたサービスを行う姿勢が好感を持てます。
但し今回の案件の概要を読むと、頭にスッと入ってこない内容でした。
ブリッジファンドという表現も、不動産に馴染みのない投資家には理解しがたい表現だと感じました。
(ブリッジファンドの説明はされていましたが)
スキームがシンプルではないのが私の好みではない、という主観もあります。
また、私が感じたのは、札幌という、恐らくこのファンドの投資家が馴染みのない、もしくは土地勘のない場所での案件を組成しているので、ファンド説明はより丁寧に伝えるべきかな、ということでした。
次回以降、改善に期待したいですが、私はもう投資検討はしないと思います。
ID:2203 / 投稿者:管理人 [2025-08-23 11:58:06]
情報ありがとうございます。
ハザードにかかっているのは書くべきだと感じますね。
私自身ハザードをチェックしていませんでしたが、本来書面に記載すべきと私も感じます。
記事掲載できていなかったので今日のうちにハザード確認、反映しておきます。

なお、リスクの観点では、その情報で新築RCなら、地下を掘るとかでなければ資産価値に甚大な毀損があるというより、売却時キャップレート(投資家の期待利回りに近いもの)に影響がある、位の見方かと。
とはいえ、それは投資判断に響く内容なので開示すべきだと感じます。
本業も財務もしっかりしており、期待しているサービスなのですが、私も情報開示に関する見方を少し変えるようにして、注意してウォッチしていきます。
ID:2202 / 投稿者:レオ [2025-08-23 10:57:01]
自然災害リスクはきちんと表記、説明されているかは、どの事業者のファンドでも必ず確認したほうが良いと思います。
不動産のリスクの中でで最も発生する可能性が高いと思います。
ナインファンドが今後きちんと説明する事を期待します。
ID:2201 / 投稿者:匿名投稿 [2025-08-23 10:08:54]
レオ様

今回のナインファンドの募集案件について
約64%を劣後出資はなかなかないので
どうしようかなと迷っておりましたが、
レオさんのコメント見させていただき、
今回は控えようと思います。
ID:2200 / 投稿者:レオ [2025-08-23 09:39:49]
現在募集中の案件で、洪水による浸水地域に立地しておりナインファンドに問い合わせたところ下記のと回答がありました。

札幌市浸水ハザードマップにおける対象不動産の所在地は、浸水時は想定0.5m以上3m未満の区域となります。
また、浸水リスクのプロジェクト概要への記載につきましては、他のリスクや掲載情報とのバランスを考慮し、今後は掲載すべきか社内で検討させていただきます。

今回募集案件で上記を明記しないことは残念です。
「他のリスクや掲載情報のバランスを考慮」という意味が分かりません。

投資判断のご参考まで。

私は今後この事業者には投資しないことにします。
ID:2187 / 投稿者:管理人 [2025-08-22 18:25:15]
すいません、2182さんの記載、2186さんの記載を見てやっと意図が理解できました。
これ、ご指摘のとおり、対象不動産Bはファンドの対象不動産にするものの、一切利益を産まず、投資家へのリターンに反映されないということのようですね。

契約成立前書面の記載では、私には意図が理解できなかったのですが、逆にWebに「Bold」体ではっきり以下の記載がありました。

■Webサイトでの投資家への説明
対象不動産Aの売却によって得られた収益を投資家の皆様への分配原資といたします。

強調されている意味は、対象不動産Bの売却益は投資家への分配原資にならない、という明確な意図があるのだと確かに理解しました。
みなさんおっしゃる通り、それだと、ファンドに入れる意味が分かりませんね。
かつ、不動産Aと不動産Bの土地が共同担保目録となって融資を引いていますので、当該融資の支払いが滞るなどの可能性があった場合には、両方の土地が差し押さえられるようなリスクがある契約になっています。

2182さんご指摘通り、利益に貢献しない不動産Bの方の融資リスクも追っているとみれば、劣後出資比率も、実質上、64%ではなく、27.7%と見るべきかもしれません。
別途、サイト掲載の解説記事も追記を加えておくようにします。

また、私は理解しきれませんでいたが、契約成立前書面の以下も理解が難しい日本語ですね。
これはあくまで価格算出の方法であり、実際の取得額はこの考え方での積算値より小さい額でファンドで取得していますので、不動産Aで損失が生じた場合にダイレクトに投資家が損失を被らない条件にはなっているかもしれません。

■契約成立前書面における不動産価格の算定方法の記載
対象不動産 A:締結済みの売買契約に基づく取引価格
対象不動産 B:運用終了時に当社の固有勘定への振替えることを前提とした取得原価

なぜこのような契約になっているのか、確かにすっとは理解できませんね。
想像しやすい理由としては、共同担保目録にA、Bの土地が入っているために、ファンドに入れる際に両方を入れる必要があり、そのリスクを投資家に負わせないために、過度に高い劣後出資比率としている、といった可能性でしょうか。

ただ、であればその旨をWebサイト等でわかりやすく説明してもらうと理解がしやすいですね。
本件では、「【重要】リスクについて」、と、強調する形で融資による担保権のことを強調していることは評価できる点だと思いますが、対象不動産Bの件は私は読み飛ばしてしまいました。

ご指摘ありがとうございます。
記事もなるべく早く修正します。
ID:2186 / 投稿者:匿名投稿 [2025-08-22 17:13:16]
成立前書面に記載されたA・Bそれぞれの予定売却額によると、2182さんがおっしゃているように、不動産Bはファンド終了時の原価買取となっているのでB不動産のリターンはゼロですよね。もちろん運用終了までにB不動産が原価以上で売却されれば話は別ですが、7ヶ月運用ではそのようになるとは思えませんね。
悪い条件のファンドではありませんが少しナインファンドへの印象が変わりました。
ID:2184 / 投稿者:管理人 [2025-08-22 12:32:21]
対象不動産A、Bともに匿名組合出資の対象不動産になっていますし、Bの売却時の資金は、事業者勘定から匿名組合勘定に組み入れられます(厳密にはすべて事業者のBS内での分別管理のような会計になりますが)ので、リスクだけではなくリターンも出資者に戻りますよ。
ID:2182 / 投稿者:匿名投稿 [2025-08-22 11:54:42]
対象不動産Aの売却によって得られた収益を投資家への分配原資とするということは、対象不動産Bは自社の勘定でやるのと同じことだから、劣後出資比率約64%は見かけだけで、実質は17%くらいですよね。むしろ、出資者の収益にならない対象不動産Bのリスクだけを持たされる?というのはどうなんでしょう。