非常に高い安全性とそれなりの利回りを両立するバランスの良いサービス
T's Fundingの魅力は、ファンドの安全性に加えて、運営企業自身の財務基盤も堅実である点です。
この安全性の高さで利回りが5%近い水準というのは、他のサービスにはない魅力です。
安全性最重視の投資家には「GALA funding」をお勧めしますが、そちらは3%代の利回りのため、安全性と利回りの両立をめざしたい方にお勧めできるファンドとなっています。
安全性最重視1サービスのみに投資するならGALA fundingも選択肢になりますが、利回りとのバランスを考えると、T's Fundingは管理人お勧めのサービスです。
とにかくリスクを抑制することに重点を置いたファンド設計
T's Fundingのファンドはどれも、投資家の安全性を高める以下設計で統一されています。
・資産価値の下がりにくい築浅のデザイナーズマンションに投資
・売却益は狙わず、堅実な賃料収入で配当を行うインカム型
・40%弱%程度の極めて高い劣後出資比率で、投資家の損失リスクを限りなく抑制
リーマン・ショックのような不動産価格の下落局面でも、住宅用不動産で38%の価格下落が起きたケースは極めて限定的ですので、損失が起きる可能性は大災害が起きた場合など、限定的なケースと考えてよいでしょう。
運営企業も倒産リスク抑制のため、自己資本(利益)を積み上げる堅実経営
不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディングでは、「倒産隔離」がされていないため、運営企業の倒産時にファンドの出資金も影響を受けます。
そのため、運営企業の財務状況には注意が必要ですが、自己資本比率40%というかなり堅実な財務基盤を持っています。
不動産クラウドファンディング事業者の利益率を見ると、税金の支払い抑制の意味もあるでしょうが、「経常利益率」「純利益率」が低い事業者が多いのですが、T's Fundingでは堅実に利益を積み上げ、利益剰余金を自己資本として積み上げていますので、この点でも安心感があります。
エリア分散の効果も
不動産は震災等の災害の影響が生じうる他、エリアによって地価の変動傾向が異なるため、エリア分散が重要です。
不動産クラウドファンディング事業者の多くが東京本社となっており、資産価値が高く、かつ安定した地方物件を扱うサービスは限定的ですので、分散投資先としても魅力があります。
とはいえ、元本保証はないため、集中投資はほどほどに
ここまで、安全性の高さを強調してきましたが、投資商品では、事業者による「損失補填」は禁止されており、絶対に損失が出ないとは言えません。
ハイリスクハイリターン型ファンドほどのリスクは有りませんが、過度に投資先を1サービスに集中させないよう、注意してください。