Beginners Cloudとは?
2023年10月のサービス開始以降9ファンドを組成し、既に4ファンドの償還を完了した実績を持つ不動産クラウドファンディングサービス(※)です。
※不動産クラウドファンディングサービスは、不動産特定共同事業法に基づき提供される不動産投資から得られる利益を原資に配当、元本償還を行う投資商品です。
不動産クラウドファンディングサービス共通の特徴については記事後半で解説します。
Beginners Cloudを他サービスと比較してみる
まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。
利回りは7%と、当サイト掲載サービスの平均利回りを少し上回る水準ですが、特徴的な点としては、本サービスでは博多エリアの旧耐震の築古マンションを取得し、賃料を原資として配当するインカム型ファンドである点です。
建物の開発や権利調整などを行うキャピタルゲイン型ファンドと比べて、比較的安定したマンションの賃料収入を元に配当を行えます。
また、
劣後出資比率も20%と比較的高い水準を確保しており、安全性にも配慮されていますので、分散投資先に加えることで、投資先全体のリスクとリターンのバランスを改善できる可能性があるのではないでしょうか。
1つ注意点としては、
築古の旧耐震物件を扱っており、かつ、本サービスでは同じ一棟マンションを複数のファンドに分割して組成運用しているため、例えばもし仮に災害等で物件が破損した場合に、サービス全体に影響が起きる可能性があります。
不動産クラウドファンディングでは事業者の倒産時にも同様にサービス全体に影響が生じます(倒産隔離スキームは除く)ので、分散投資を心がけることが重要でしょう。
Beginners Cloud ファンド提供状況
| 項目
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直近6カ月
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累計
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全サービス平均
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| 利回り
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7%
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7%
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6.9%
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| 劣後出資比率
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20%
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20%
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16.92%
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| 組成件数
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2件
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9件
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-
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| 資金調達額
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7,000万円
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3億3,500万円
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-
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| 運用終了額
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-
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1億6,000万円
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-
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※2026年4月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選46サービス」の平均値です。
Beginners Cloudのサービスの魅力、特徴
Beginners Cloudの特徴は以下の通りです。
Beginners Cloudとは
- 取り扱うファンドのタイプが類似(同じ)ため、投資判断がしやすい
- 旧耐震物件ながら、長期保有・運用中の収益物件の賃料を原資に配当するインカム型、かつ劣後出資比率20%でリスクとリターンのバランスが良い
- 運営事業者はバランスの良い事業構造を持ち、財務の健全性、稼ぐ力ともに安定している
- 運営事業者の地元不動産の運営を行うファンドのため、本業のノウハウが活用可能
Beginners Cloudを運営する 株式会社Good不動産とは?
不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、Beginners Cloudを運営する「 株式会社Good不動産」をチェックしてみましょう。
株式会社Good不動産の基本情報
創業から15年以上の歴史を持つ不動産会社です。
賃貸管理から賃貸仲介、売買仲介、リノベーション、資産コンサルティングなど不動産に関する幅広い事業を展開しており、後述しますが、事業収益も安定しています。
地域密着でしっかりとした事業活動を行っている事業者だと見てよいでしょう
株式会社Good不動産の決算情報チェック & 業界平均との比較
当サイトに掲載している株式会社Good不動産の決算をご覧下さい。
事業者の稼ぐ力が現れる「PL」を見ると、売上高総利益率が高いです。
これは、不動産の売買など、原価率の高い事業の比率が低く、不動産の仲介や賃貸管理等の事業の割合が高いためとみると良いでしょう。
その上で、毎年営業利益、経常利益も安定した水準で確保しており、業績が安定しています。
サービスが扱うファンドを見ても、短期転売のような事業ではなく、長期保有して運用している不動産の賃料で配当するインカム型ファンドとなっており、本業の得意領域でファンド事業を行っていると見ると、サービスに対する安心感が持てそうです。
次に事業者の財務の健全性が現れる「BS」を見ると、自己資本比率も高く安定しています。
毎年着実に利益剰余金を積み増しつつ、総資産も過度に拡大せず、堅実な事業を行っていることが数字から伺えます。
事業者の財務の健全性という観点では、安心感が持てる決算と言えるのではないでしょうか。
※決算の見方については、別記事「
不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。
まとめ:Beginners Cloudとは?
かなり堅実な事業運営を行ってきた事業者が提供する不動産クラウドファンディングサービスです。
組成するファンドも、旧耐震という留意点はあるものの、インカム型、劣後出資比率20%で安全性にも配慮しつつ、想定利回り7%を確保しています。
リスクとリターンのバランスが取れたサービスと言えるのではないでしょうか。
最後に
ここまでBeginners Cloud魅力と留意点をご説明しました。
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?
なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。
Beginners Cloudは不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス
Beginners Cloudは、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。
不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
- 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
- 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
- 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
- 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
- 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
- ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!
不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。
(上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)
「Beginners Cloud」についても当然、サービス提供事業者は福岡県知事の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(株式会社Good不動産:不動産特定共同事業 福岡県知事 第3号)
不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの
「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。