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常時800件以上の売買物件を取り扱う上場企業ランドネットが運営する「LSEED」

【2024年5月29日 7:00 AM】

「LSEED」とは?

2024年1月にサービスを開始した新しい不動産クラウドファンディングサービスです。
1号ファンドが利回り3%での募集だったところ、5月に募集した2号ファンドでいきなり利回り8%での募集となっており、利回りの傾向はまだわかりませんが、劣後出資比率を10%~30%で設定することをサイト上でうたっており、安全性に配慮したファンドの提供が期待できるサービスです。

運営企業も1999年創業で2021年7月に東証スタンダード市場に上場した「株式会社ランドネット」と、上場企業という安心感があります。
また、運営企業が本業で得意としている中古区分マンションを専門に取り扱う方針である点も、サービスの安定性につながりそうです。

不動産クラウドファンディングでは不動産の運用や売却を運営事業者に任せる形になりますので、「LSEED」では本業の強いノウハウや販売力をファンド運営に最大限活用してくれることが期待できます。

「LSEED」は不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス

「LSEED」は、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
  • 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
  • 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
  • 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
  • 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
  • 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
  • ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!

不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。 (上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)

「LSEED」についても当然東京都知事の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(株式会社ランドネット:不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第117号)

不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。

「LSEED」を他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。

これまで2ファンドの組成で利回りが3%、8%と極端に差があるため、今後の利回り水準の想定はまだできませんが、劣後出資比率は20%となっており、ファンドで仮に20%の損失が生じた場合も投資家の元本が守られる、安全性の高いファンド設計となっています。
公式サイト上にも劣後出資比率は10%~30%とする方針が明記されており、安全性の高いファンド設計が継続されることは期待できます。

LSEED ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 5.5% 5.5% 6.06%
劣後出資比率 20% 20% 19.14%
組成件数 2件 2件
資金調達額 6,012万円 6,012万円
運用終了額 0円
※2024年5月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選23サービス」の平均値です。

「LSEED」のサービスの魅力、特徴

「LSEED」の特徴を先に上げると、以下のポイントとなります。
「LSEED」の魅力、特長
  • 中古マンションで強いノウハウを持つ上場企業ランドネットが運営するファンド
  • ファンドの対象物件も中古マンションに特化しており、高い運営ノウハウが期待できる
  • 劣後出資比率が高く運営企業も上場企業と、安全性重視の投資先候補としての魅力大

「LSEED」を運営する「株式会社ランドネット」とは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、「LSEED」を運営する「株式会社ランドネット」をチェックしてみましょう。

「株式会社ランドネット」の基本情報

冒頭にも触れた通り、不動産会社としては、中古区分マンションの売買や、リフォームなどを中心に成長してきた上場企業であり、この分野で強いノウハウをもつ企業です。
マンションで賃料相場、売買相場のようなマーケットデータが重要なことはもちろん、地域特性に応じたリノベーションプランの立案能力、売却先を探索する業界ネットワークや顧客基盤も重要になりますので、そういった専門的なノウハウをファンド運営事業者が持っているという点は魅力が大きいです。

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 株式会社ランドネット
代表者 榮 章博
住所 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階
TEL 03-3986-3981
会社設立 1999年09月29日

「株式会社ランドネット」の決算情報チェック & 業界平均との比較

まず、当サイトに掲載している「株式会社ランドネット」の決算(2024.5時点)を見てみましょう。

運営事業者の財務の健全性があらわれる「BS」を見ると、2023年度に総資産を40億円積み増しても、なお自己資本比率35%と高い水準を確保できています。
運営事業者の利益を稼ぐ力があらわれる「PL」を見ても、当サイトで収集する不動産クラウドファンディングサービス事業者の平均を超える水準です。
経常利益の額も15億円を超えており、財務面で心配な点は見当たりません。

※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

株式会社ランドネット 決算情報(BS)

※直近1年間のファンドの募集額に運用期間(年換算)を乗じることで、現在運用中ファンドにおける投資家からの出資金規模を算出。(当サイト独自指標です)

株式会社ランドネット 決算情報(PL)

※2024年5月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選23サービス」の平均値です。

まとめ:「LSEED」とは?

劣後出資比率が高いことに加えて、中古不動産の売買や取り扱いに強いノウハウを持つ東証スタンダード市場上場企業が運営する、安全性重視の投資家にとって高い魅力を持つサービスです。

利回り水準は1号ファンド、2号ファンドで大きく異なるため今後の動向を見る必要がありますが、今後有力な分散投資先となりうる期待のサービスではないでしょうか。

最後に

ここまで「LSEED」の魅力と留意点をご説明しました。
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?

なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。
鈴木 万里夫(仮)
株式投資歴20年以上を経た後、株式・投資信託との分散投資先として不動産クラウドファンディング投資をスタート。
不動産クラウドファンディング投資実績10ファンド / 1,000万円以上。今後もコンスタントに年間10ファンド程度に分散投資を継続予定。
投資検討のために自身が欲しい情報を集約できる投資サポートサイトとしてInvestor’s EYEを企画し、現在管理人として運営中。
【保有資格】 不動産証券化協会認定マスター / 宅地建物取引士
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