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TASUKI FUNDSなら、東証グロース上場企業グループが本業で得意とする首都圏RCマンション開発型ファンドに投資可能

【2025年10月4日 2:30 PM】

TASUKI FUNDSとは?

2020年12月のサービス開始以降19ファンドを組成し、既に11ファンドの運用を完了した実績を持つ不動産クラウドファンディングサービス(※)です。
サービスの特徴として、運営会社である株式会社タスキが本業で行っている首都圏のRC造マンション開発型ファンドに特化したファンドを組成しています。
不動産クラファンでは営業者にファンド運営を任せるため、運営者がファンドで行う事業について十分なノウハウを持っているかのチェックが非常に重要です。

その点で、TASUKI FUNDSはRC造マンション開発事業を本業として上場した企業の得意領域ですので、ノウハウ不足という心配が不要な点は大きな魅力ではないか、と思います。

※不動産クラウドファンディングサービスは、不動産特定共同事業法に基づき提供される不動産投資から得られる利益を原資に配当、元本償還を行う投資商品です。
不動産クラウドファンディングサービス共通の特徴については記事後半で解説します。

TASUKI FUNDSを他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。

TASUKI FUNDS ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 4.7% 5.5% 6.42%
劣後出資比率 24.8% 24.8% 18.76%
組成件数 5件 19件
資金調達額 1億8,500万円 6億8,700万円
運用終了額 5億2,200万円
※2025年10月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選38サービス」の平均値です。

TASKI FUNDSのサービスの魅力、特徴

TASKI FUNDSのの魅力、特徴をまとめると以下の通りです。
TASKI FUNDSの魅力、特徴
  • 上場企業グループが運営しており、運営企業の信用力が高い
  • 運営企業の得意な首都圏のRCマンション開発型ファンドのため、運営ノウハウに不安がない
  • 開発フェーズごとにファンド設計が大きく異なるため、ファンド個々の事業内容の違いの理解は重要

最後に記載した留意点については、個々のファンド解説でコメントしようと思いますが、TASUKI FUNDSのファンドは、複数のフェーズを扱うファンドを組成しています。

フェーズ1:土地の取得から、マンションの建築確認番号を得るまで
フェーズ2:マンションの開発完了まで

フェーズ1では土地を担保に融資を引いたファンドが組成されていますが、事業費に占める融資の比率が高いケースがあります。
投資家の出資は、融資資金や金利支払いよりも優先度が低くなるため、事業総額に対する融資比率が高いケースでは、万が一土地価格が大幅に下落するような状況が生じた場合に、投資家の元本が大きく棄損するリスクがあることには留意してください。

例えば第14号ファンド#1では、総事業費1.26億円のうち融資調達が1.08億円と85%を占めます。
ということは、もし土地の価値が15%下落する状況が生じ、その土地でのマンション開発を断念して売却することになった場合には、投資家の元本は全損となります。

ここ数年間は、土地価格が継続的に上昇しており、15%の下落リスクがピンとこない方も多いかもしれませんが、決して、起こりえないこととは言い切れません。
TASUKI FUNDSの立地は駅からの距離が近く、資産価値が下落しにくいという特性があるものの、例えばリーマン・ショックのような大きな環境変化があれば大きな損失が生じるリスクはありますので、投資判断の際に念頭においていただければと思います。

一方で、フェーズ2では、土地代金は融資で調達しているものの、開発費用分の費用は、運営事業者が劣後出資で負担する構造のファンドが組成されており、開発リスクや資金をほぼ事業者が負う形の、高い安全性設計のファンドも組成しています。
フェーズやファンドごとにファンドの安全設計が大きく異なる、という特徴を踏まえ、ファンド個々の設計をしっかり確認いただければと思います。

TASUKI FUNDSを運営する株式会社タスキとは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、TASUKI FUNDSを運営する「株式会社タスキ」をチェックしてみましょう。

株式会社タスキの基本情報

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 株式会社タスキ
代表者 代表取締役会長 村田浩司
住所 東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F
TEL 03-6271-5410
会社設立 2013年08月12日

株式会社タスキの決算情報チェック & 業界平均との比較

まず、当サイトに掲載している株式会社タスキの決算(2025.10時点)を見てみましょう。

企業の「稼ぐ力」が現れるPLを見ると、不動産開発事業の粗利率が現れる「売上高営業利益率」が、当サイトに掲載する企業の平均値を下回っており、年々低下傾向な点が気になります。 不動産デベロッパー業態の場合、土地を仕入れて建築コストをかけて、数年後に物件を売却することで利益を確立する事業となりますので、現在の売上は、2-3年前の仕入れ物件の収益力が反映されています。 もし今後、この売上高営業利益率が低下していくとすると、来期以降の利益率が更に低下する懸念もありますので、念のため覚えていく必要はありそうです。

ただし、直近期では、ホールディングス化に伴い買収した企業の決算なども加わる形となりますので、一時的な影響という可能性もあります。
企業としては経常利益35億円を稼いでおり、開発型ファンドを扱う不動産クラファンにおいては、かなり高い利益を上げている企業と言えますので、現時点で大きな心配をする必要はないでしょう。

企業の財務基盤が現れるBSを見ると、総資産594億円に対して純資産が219億円と自己資本比率36.91%と高い水準となっています。
さらに現預金も144億円確保しており、財務基盤面では、不安要素はないでしょう。

※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

株式会社タスキ 決算情報(BS)

※直近1年間のファンドの募集額に運用期間(年換算)を乗じることで、現在運用中ファンドにおける投資家からの出資金規模を算出。(当サイト独自指標です)

株式会社タスキ 決算情報(PL)

※2025年10月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選38サービス」の平均値です。

まとめ:TASUKI FUNDSとは?

TASUKI FUNDSは、堅実な財務基盤を備えた東証グロース市場上場企業が運営するサービスであり、運営事業者の信用力の面では、不動産クラウドファンディング事業者の中でも高い水準です。

ファンドについても運営事業者が本業で得意とする都心好立地のマンション開発型となっており、資産価値の高さ、運営事業者のノウハウの面でも高い水準です。
ファンドごとの安全設計に大きな乖離があるため、投資判断時に、当該ファンドの設計をしっかり確認すれば、リスクを抑えた分散投資先として活用することができるサービスではないでしょうか。

最後に

ここまでTASUKI FUNDSの魅力と留意点をご説明しましたが、開発型ながら、上場企業が運営しており、かつ、ファンド設計面でも安全性の高いファンドも提供されています。(ファンド個々に異なる点には留意)
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?

なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。

TASUKI FUNDSは不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス

TASUKI FUNDSは、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
  • 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
  • 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
  • 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
  • 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
  • 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
  • ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!

不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。 (上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)

「株式会社タスキ」についても当然、サービス提供事業者・ファンド運営者ともに国土交通省、金融庁の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(株式会社タスキ:不動産特定共同事業 金融庁長官・国土交通大臣第99号)

不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。
鈴木 万里夫(仮)
株式投資歴20年以上を経た後、株式・投資信託との分散投資先として不動産クラウドファンディング投資をスタート。
不動産クラウドファンディング投資実績30ファンド / 3,000万円以上。今後もコンスタントに年間10ファンド程度に分散投資を継続予定。
投資検討のために自身が欲しい情報を集約できる投資サポートサイトとしてInvestor’s EYEを企画し、現在管理人として運営中。
【保有資格】 不動産証券化協会認定マスター / 宅地建物取引士

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