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わかちあいファンド(ファンド運営:株式会社日本プロパティシステムズ) サービス詳細情報

※評価スコアについて(❔)
■利回りスコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドの「平均利回り」に応じて評価します。
  5 : 平均利回り 8%以上
  4 : 平均利回り 6%以上
  3 : 平均利回り 5%以上
  2 : 平均利回り 4%以上
  1 : 平均利回り 4%未満

■組成頻度スコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドの「組成件数」に応じて評価します。
  5 : 組成件数 12件以上
  4 : 組成件数 6件以上
  3 : 組成件数 3件以上
  2 : 組成件数 2件以上
  1 : 組成件数 2件未満

■劣後出資比率スコアの評価基準:
直近6ヶ月間に募集開始されたファンドで確認できた「劣後出資比率」に応じて評価します。
  5 : 平均劣後出資比率 30%以上
  4 : 平均劣後出資比率 20%以上
  3 : 平均劣後出資比率 10%以上
  2 : 平均劣後出資比率 5%以上
  1 : 平均劣後出資比率 5%未満

優先劣後構造をとる不動産クラウドファンディングにおいては、ファンドで損失が生じた場合、事業者の劣後出資分でまず損失を負担するため、劣後出資によって、投資家の元本が守られます。
劣後出資比率はサービス・ファンドごとに異なりますが、劣後出資比率の高さファンドの安全性に直結しますので非常に重要です。
また、クラファンで資金調達するファンド運営企業にとっては自己資金を拠出することのデメリットが大きい中、あえて劣後出資を多めに拠出しているということは、以下のことの証明にもなりますので、是非注目してください。
①ファンド運営企業の財務基盤が強いこと
②投資家保護を重視する企業姿勢であること

■運営企業の財務スコアの評価基準:
開示されている直近の決算時点における「自己資本比率(純資産÷総資産)」と上場の有無に応じて評価します。
・自己資本比率スコア
  5 : 自己資本比率 40%以上
  4 : 自己資本比率 20%以上
  3 : 自己資本比率 10%以上
  2 : 自己資本比率 5%以上
  1 : 自己資本比率 5%未満
・上場スコア
 +2 : 東証プライム市場上場
 +1 : 東証スタンダード/グロース市場上場
※上記の合計値が5を超える場合も、スコアの上限は5としています。

不動産クラウドファンディングの多くは「倒産隔離」がされておらず、ファンド運営企業の倒産時には運営中の全てのファンドに影響が生じます。
(ファンドの運用中はもちろん、ファンドの運用終了後でも投資家に資金が償還されていない場合や、信託保全されていないデポジット口座の資金も破産債権となる可能性があります。)
運営企業の倒産リスクの見極めは非常に難しいですが、「自己資本比率」が高いということは、保有する不動産などの資産で売却損や評価損が生じても、純資産までの損失であれば債務超過にならないということになりますので、自己資本比率の高さは重要です。
なお、厳密には不動産会社の倒産リスクを考慮する場合に保有する資産の中身(不良資産の質・量)や、キャッシュフローまで確認できることが望ましいですが、これらの情報は法律上の開示義務もなく、非開示となっている企業がほとんどですので、ここでは自己資本比率を重要指標としています。

■ファンド依存リスクスコアの評価基準:
過去1年間に募集開始したファンドの「募集額×運用年数(≒ファンドで運用中の資産額規模)」が、運営企業の「純資産」の何倍規模かに応じて評価します。
・ファンド依存リスクスコア
  5 : 1倍以下
  4 : 3倍以下
  3 : 5倍以下
  2 : 10倍以下
  1 : 10倍を超える

運営企業が、ファンドを用いて自身の純資産を大きく超えた規模の資金調達を行うということは、ファンドの資金調達や事業(利益を稼ぐ源泉)が、ファンドに対する依存度が高まっている状態といえます。
もし、ファンドで大きな損失やトラブルが生じ、ファンドを通じた投資家からの資金調達ができなくなった場合に、事業運営に大きな影響を与えるリスクが高まります。
更に、フェーズ1→フェーズ2という形で、ファンド間でリファイナンスを行うことで長期運用の不動産を所有している場合には、クラファンからのリファイナンスができないとキャッシュフローへの影響が大きくなります。
また、運営企業の不動産ビジネスのほとんどがファンドを通じて行われるような場合、事業運営が厳しくなった場合に、最悪、ファンド出資者に損失を負担してもらった上で事業を撤退(倒産)しても失うものが小さいという点も、投資家にとっては最悪を想定した場合に考慮すべきリスクの一つとなります。
一方で、クラファンでの調達規模が小さい企業の場合、ファンドは自社や自社のマンションブランドの認知拡大などを目的として、ファンド運営で利益を上げる必要性が低いケースが存在します。
こういった企業の場合、ファンドでトラブルを起こして投資家の信頼を失うと事業の柱である本業や企業価値(株価)への悪影響(レピュテーションの悪化)の方が問題となるケースがあり、ファンドでトラブルを起こすことはなんとしても避けたいという誘因が働きますので、運営企業が最大限投資家保護のための取組を実施することが期待されます。(法律では「投資家の損失補填」は禁止されていますので、法の許す範囲での取組となります。)

わかちあいファンド サービス概要

「わかちあいファンド」とは

2019年10月のサービス開始以降40ファンド以上の償還実績がある老舗の不動産クラウドファンディングサービスの一つです。
ファンドで取り扱う不動産は、滋賀・京都エリアのマンションを運営するインカム型ファンドからリゾート開発まで多様なため、首都圏のレジ系物件(マンション等)を中心に投資している方にとっては、エリア分散やアセットタイプの分散効果が得られるため、分散投資先としての魅力が大きいのではないでしょうか?

不動産クラウドファンディングの多くは倒産隔離がされておらず、特定の運営事業者に出資先を集中させることはおすすめできませんので、投資先の分散という意味でも、もちろん大きな意味があります。

「わかちあいファンド」は不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス

「わかちあいファンド」は、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
  • 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
  • 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
  • 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
  • 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
  • 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
  • ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!

不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。 (上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)

「わかちあいファンド」についても当然滋賀県知事の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(株式会社日本プロパティシステムズ:滋賀県知事 第1号)

不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。

「わかちあいファンド」を他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。

インカム型ファンドを多く扱っていることもあり、平均利回りは当サイトで収集する不動産クラウドファンディングサービスの平均に及びませんが、リゾート開発型ファンドでは想定利回り7%程度のファンドも扱っています。

ファンドの組成件数も6カ月間で14ファンドと多く、かつ、投資家の志向や利回り水準に応じて多様なファンドが提供されています。
投資機会が多く得られることから、分散投資先としての魅力は高いのではないでしょうか。

わかちあいファンド ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 6% 5.6% 6.19%
劣後出資比率 9.4% 9.4% 19.42%
組成件数 15件 70件 -
資金調達額 11億9,660万円 47億5,000万円 -
運用終了額 - 23億6,260万円 -
※2024年6月28日時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選26サービス」の平均値です。

「わかちあいファンド」のサービスの魅力、特徴

サービスの魅力・特徴をを上げると、以下のポイントになります。
「わかちあいファンド」のに力、特長
  • 滋賀・京都の物件やリゾート開発に投資可能で、分散効果有り
  • インカム型から開発型までのファンドで、多様な投資家ニーズに応える
  • ファンドの組成頻度が高く、募集額も比較的大きいため投資機会が多い
  • 半面、運営企業の純資産に対する資金調達規模が大きいため、1サービスへの集中投資はおすすめしません

最後の留意点については、後ほど解説します。

「わかちあいファンド」を運営する「株式会社日本プロパティシステムズ」とは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、「わかちあいファンド」を運営する「株式会社日本プロパティシステムズ」チェックしてみましょう。

「株式会社日本プロパティシステムズ」の基本情報

2000年に滋賀で創業した、社歴20年を超える不動産会社です。
不動産特定共同事業法の事業許可を滋賀県で初めて取得するなど、新しいことにも積極的に取り組む企業のようで、公式ホームページで事業内容を確認すると、ファンド同様多様な事業を手掛けています。

逆にいうと、「核」となるような強い事業が公式ページからははっきりしない点が留意点、とも言えます。

・シェア別荘事業(わかちあいリゾート)
・宿泊事業(わかちあいステイ) ・・・民泊運営や土地利活用に関する事業
・プロパティマネジメントと建物管理事業 ・・・不動産賃貸管理に関する事業
・分譲事業 ・・・分譲用地の開発

「株式会社日本プロパティシステムズ」の決算情報チェック

まず、当サイトに掲載している「株式会社日本プロパティシステムズ」の決算(2024.6時点)を見てみましょう。

運営企業の財務の健全性があらわれる「BS」を見ると、自己資本比率が当サイトが収集する不動産クラウドファンディングサービスの平均を大きく下回っています
純資産の額1.6億円に対して、不動産クラウドファンディングだけでも20億円規模の運用を行っており、総資産規模も27億円から43億円規模まで大きく拡大しています。積極的に不動産クラウドファンディング事業を展開している分、純資産に対するリスク資産の比率が高まっている状態です。

2023年末の決算データについて、当サイトでは以下のように評価していた通り、開発中で売却が完了していないリスク資産が増加していますので、開発した不動産(特にリゾート分)の売却を担う「わかちあいリゾート」事業が円滑に軌道に乗り、売却により資産規模を圧縮するとともに、自己資本の上積みが急がれる状況だと管理人は判断します。
リゾート開発など一定のリスクがある事業も手掛けていますので、今後総資産がさらに拡大していかないかウォッチしておく方が望ましいでしょう。

運営企業の利益を稼ぐ力があらわれる「PL」を見ると、不動産自体の稼ぐ力があらわれる売上高総利益率は平均を超えていますが、2023年度の経常利益率では平均を下回っています。
これは粗利額に対して人件費や販売管理費が大きい、などの要因が考えられます。わかちあいリゾートなどの新事業立ち上げのコスト負担があるものの、運営企業の稼ぐ力についても「高い」とは言えませんので、今後の決算データやファンドの募集動向はウォッチしながら投資検討していきたいところです。

※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

シェア型リゾートを運営・販売する「わかちあいリゾート」とは?

わかちあいファンドを運営する株式会社日本プロパティシステムズは「わかちあいリゾート」という名称で、一つのヴィラを複数のオーナーで所有するシェア型リゾート事業を展開しています。
公式サイトを確認すると、「軽井沢(2物件)」「南禅寺」がシェア型別荘として販売、または販売を計画されていることが確認できます。

わかちあいリゾート公式サイト
わかちあいリゾート 取扱ヴィラ

YouTubeでもチャンネルをもっていますが、2024.6.28時点では再生数が2,000回弱と一定の関心が得られている様子は確認できますが、販売計画に対して十分なのかどうかは見た人により印象が分かれる数字でしょうか。
YouTube わかちあいリゾートチャンネル

シェア型リゾートでは、「NOT A HOTEL」などメディアからも注目を集める成功事例もありますが、わかちあいリゾートはサービス開始から間もない状況のようで、わかちあいファンドへの投資家にとっては事業が順調に軌道に乗るかが非常に重要になるので、今後のマーケティング動向、富裕層の反応などから目が離せませんね。

まとめ:「わかちあいファンド」とは?

滋賀・京都の物件やリゾート開発に投資可能で、ファンドの組成頻度が高く、募集額も比較的大きいため投資機会が多いため、分散投資先候補に加えると、資金効率を上げられる可能性があるサービスです。

一方、決算データからは運営企業の信用力が高いとは言いにくいため、過度に投資先を集中させず、他サービスにも分散投資することをお勧めします。

最後に

ここまで「わかいあいファンド」の魅力と留意点をご説明しました。
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?

なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。

ファンドの魅力

・比較的高い利回りに加えて、ファンド組成頻度も安定した優良ファンド
・本社が滋賀県のため、滋賀・京都エリアやリゾートファンドも提供しており、エリア分散・タイプ分散が可能
【サイトデータの注意点】劣後出資比率は過去データが確認できないため、確認できたものを順次追加します

留意点

・ファンドでの資金調達規模に対して自己資本が十分とは言えず、ファンドや運営企業の本業で大きな損失が生じた場合に他ファンドに影響するリスクも
 → 過度に集中投資せず、他サービスと分散投資をお勧めします

サービス基本情報(2025年06月19日時点)

運営:株式会社日本プロパティシステムズ
項目 直近6カ月 累計
利回り 6.1% 5.8%
劣後出資比率 10.6% 18.2%
組成件数 16件 100件
資金調達額 16億3,940万円 79億4,240万円
運用終了額 - 42億1,220万円

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 株式会社日本プロパティシステムズ
代表者 代表取締役 森田康弘
住所 滋賀県大津市島の関1-10
TEL 077-511-5281
会社設立 2000年09月

運営企業決算情報(BS)

運営企業決算情報(PL)

わかちあいファンド 募集中 ファンド一覧

ファンドの募集・運用ステータスを指定して一覧表示する他、ファンドの魅力や留意点について、不動産証券界協会認定マスター資格を持つ管理人がコメントします。
・「詳細検索」機能を利用すれば、利回りやファンド名、特定サービスを検索できます。
・各ファンドクリックでファンド詳細情報、運営企業の決算情報など詳細情報が閲覧できます。
2件
わかちあい滋賀湖南②
わかちあい滋賀湖南②
募集開始日 募集方式 運用期間 想定利回り
2025-06-13 先着式 12カ月 5.2%
魅力 ・JR草津線 石部駅/徒歩15分の一棟アパートを取得し、賃料を原資に配当するインカムゲイン型ファンド
留意点 ・物件取得額は表面利回り5.4%水準となっており、地方物件としては仕入れ価格が高め?
・融資併用のため損失発生時にもレバレッジがかかる他、劣後出資比率低め、運営事業者の自己資本比率も低めとリスクが低いファンドとは言いにくい
わかちあい川崎百合ヶ丘②
わかちあい川崎百合ヶ丘②
募集開始日 募集方式 運用期間 想定利回り
2025-06-03 先着式 12カ月 4.5%
魅力 ・小田急線 百合ヶ丘駅 徒歩6分の一棟アパートを取得し、賃料を原資に配当するインカムゲイン型ファンド
・インカム型だが融資併用型で利回り4.5%と、利回りは控えめ
留意点 ・融資併用型のため損失発生時にもレバレッジが効く構造であり、対象物件価値に対する劣後出資比率は9.44%となることには留意
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【毎日更新】 不動産クラウドファンディング キャンペーン情報

不動産クラウドファンディングサービス事業者の最新キャンペーン情報を掲載します。
データは毎日更新されますが、手作業での情報収集となっていますので、開始したばかりの情報が反映できていないケースがあります。

現在のキャンペーン情報はありません。


わかちあいファンド 口コミ掲示板

不動産クラウドファンディング投資、投資全般に関する情報交換の場としてご利用いただける掲示板です。
投資先に迷ったり、疑問や不満に感じる点があれば、この掲示板を情報交換の場としてご利用ください。

なお、評価や不満については、その根拠や理由もあわせて記載をお願いします。
また、以下に該当すると管理人が判断した記載については随時削除させていただきます。(よって、個別の削除要請はご容赦下さいませ。)
・リスクやリターンを断定または誤認させることを意図する記載
・事実や根拠なく誹謗中傷する意図の記載
・特定の記載者やコメントに対する悪口、暴言、または発言を許容しないといった趣旨の記載

「★全掲示板情報一括閲覧用★掲示板」は、当掲示板への全ての書き込みが閲覧できますが、特定サービスについての書き込みには、対象サービスを選択の上で実施してください。
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ID:1492 / 投稿者:匿名投稿 [2025-06-19 15:59:14]
石垣島、リファイナンスですが、延長かしないかを選択できるのはいいですね。まあ、ここで強制延長とかですとレベチー、ヤマワケと同じになりますから流石に難しいですが優良です。
ID:1403 / 投稿者:管理人 [2025-06-07 00:43:42]
なお、決算の話題が触れられていますが、不動産会社が保有する不動産を流動資産とするか固定資産とするかは、賃貸を目的として長期保有するか、販売を目的とするかで別れます。
キャピタル型ファンドはまず流動資産になると思いますが、継続的に組成運用しているインカム型ファンドは、固定資産で処理できる可能性もあるのでは、と思います。

その他決算で気になる点としては、固定資産17億に対して固定負債が37億円と、何を担保に調達しているかよくわからないBSのバランスになっています。
一方で運用中のファンド総額が現時点では30億円くらいありそうなのですが、流動負債は4.7億円に留まっていますので、クラファンの調達額の一部が流動負債ではなく、固定負債に計上されている可能性もあるのかもしれません。
固定か流動かの整理は会計士監査を経た数字なので会計のルールに則っていると思うのですが、固定/流動の考え方は各社に違いが許される部分があり解釈が難しいですね。
ID:1402 / 投稿者:管理人 [2025-06-07 00:36:05]
運用中のファンド情報は、以下URLで見られますのでご参考に。
https://investors-eye.jp/fund_list.php?fund_stat=%E9%81%8B%E7%94%A8%E4%B8%AD&select_rate=&rate_operator=up&select_op_span_m=&op_span_m_operator=up&service_id=wakachi-i&select_fund_name=&select_sort=desc
ファンド一覧の「詳細検索」という点をクリックいただくと、少し細かい検索条件で絞り込めます。
サービス名称を選択して検索した後、「運用中」などのステータスをクリックすることでこういった画面が確認可能になっています。
リファイナンス案件やリセールなどで重複されるケースや、過去データの取り込みが正常にいっていないケースがあるので、100%の精度ではない点はご容赦いただければ幸いです。
ID:1401 / 投稿者:匿名投稿 [2025-06-07 00:03:00]
1247
財務状況にのしかかってきているというより、リファイナンスを何度も繰り返しおり心配なところであります。
ID:1400 / 投稿者:匿名投稿 [2025-06-07 00:01:09]
ちなみにクラファンのシステムで15億なんて絶対に行かないはずだわ。
ID:1399 / 投稿者:匿名投稿 [2025-06-06 23:59:57]
>>1250
販売用の不動産は固定資産にならんね。恐らくインカム型で何度も募集しているスカイコート大津や西京極の不動産が自社保有で最悪これを売ればいい。このに物件何度も募集かけてるけど、金を寝かせてる間に運用してるでしょう。
ID:1252 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-28 15:25:07]
結局軽井沢とかは石垣島の物件は何件?
ID:1251 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-28 12:52:07]
後、わかちあいがファンドで長期保有している不動産会社の多くには金融機関融資がついており、抵当権設定もされています。
BSの左にある資産に対応する右側は、金融機関からの借金と投資家の出資金が90%以上となります。
劣後出資分がわかちあいの純資産から捻出されている、という感じですので、キャッシュを生むとしたら売却益が大きく確保でき、投資家への配当よりも過大な利益が出た時でしょうか。
ID:1250 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-28 12:48:35]
純資産が資本の1億円、利益剰余金で66百万円なので、リゾートなどいくつかがこけたら厳しい状態になりえる点は注意すべきとは思いますね。
固定資産には、ファンドで長期運用中の不動産が入っていますので、それは売却しても投資家の出資金償還に充当されます。
その他はクラファンやわかちあいリゾートなどのシステム初期投資などでしょう。
わかちあい自体の資本は純資産1.66億であることは目を反らしてはいけないかと思います。
ID:1249 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-28 12:33:10]
わかちあい、今更ながら契約書類をしっかり確認しました。劣後出資は10パー入れてるんですね。最近の傾向よりは多少厚いですね。あとBS2023のものを見ますと純資産は少ないですけどここいらは、利益を極小にするような中小企業ですので潤沢とも言えませんが、まあ普通ですね。特筆すべきは有形固定資産を15億も持っていること。最悪それを売却に出せばそれなりのキャッシュは入手できそうです。
ID:1248 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-28 02:39:59]
管理人様

コメントありがとうございます。工期遅れがスケジュールと資金手当につながり、最初のフェーズで運用完了となっていますが結構後ろのフェーズだと危ないですよね。インカムの時は良かったのですけど開発難し初めてどの物件でいくら使ってるのかさえわからなくなってきました今入れて入りキャピタル系、償還ぐらいに新フェーズ募集してますので、安心ですねえ。
ID:1247 / 投稿者:管理人 [2025-05-28 00:56:00]
わかちあいファンドについては、リゾート案件での苦戦が事業にどの程度影響するか、気になる状況だと思います。
1年ほど前に以下記事でコメントしていますが、昨年夏前でも苦戦傾向でしたが、今年に至っても売却遅れの他、工事の延期も生じていますので、運営企業の財務への影響も正直懸念を感じます。
https://investors-eye.jp/fund_detail.php?fund_id=wakachi-i-ishigaki-03&service_id=wakachi-i

現時点ではまだ2025年3月31日決算が開示されていないですが、昨年時点で自己資本比率3.84%というのは良好な数値とも言えないかと。
決算/サービスの解説記事については、「サービス比較」または、「解説記事」から記事が見えますので、ご欄いただければ幸いです。

また、工事の延期については、一般の方より、不動産業の人間の方が厳しい見方をしているかもしれません。
デベロッパーにとってはエリアごとの良いゼネコンを確保するは非常に重要なのですが、良いゼネコンを押さえられていないエリアに進出する際には、事前に十分な準備が必要ですしリスクも高くなります。
現在建築価格の高騰でデベロッパーも苦しいですが、ゼネコンも材料の値上がりなどで苦しいケースも多く、単に安いゼネコンが良いわけでもなく、発注前にゼネコンの信用力、品質などチェックすべき点も多く、しっかりしたゼネコンを押さえられないまま開発案件を多数抱えるのはかなり大変(危険)です。
デベロッパーにとって売却時期の延期は本来かなり重たい影響がありますから。(PL上の利益があげれない、BSは重たいまま、案件収支も悪化、です)
延期が複数案件で起きているということからは、慣れないエリアで事業を展開してしまっているのではないか、とか、延期に伴いゼネコンを切り替えたのであれば、手戻りや不要なコストが発生しているのではないか、など、いろいろな観点で要ウォッチ、というのが率直な印象です。

倒産隔離スキームではありませんので、リゾートの処分が完了しない中だと、インカム型ファンドも「手堅い利回り投資」とは言いにくく、私個人としては、リゾートが売却され、なお黒字決算が確保されていることを確認してから、再度投資検討対象に戻すか考えるサービス、という位置づけです。
ID:1246 / 投稿者:匿名投稿 [2025-05-27 22:20:56]
管理人様

わかちあいファンド、キャピタル案件についてどのように考えられていますでしょうか。軽井沢だけで旧、南、新をひたすらフェーズを区切り集金、石垣島も遅延があると言いつつフェーズ分けがすごいです。

前は京滋の手堅いインカムゲインファンドが別荘一件で何億もかけてやってるような状態にも見えますが、そこまで軽井沢とかは需要があるものなのでしょうか。また管理者様の財務分析ではかなり低いレベルだったかと思いますが財務諸表を見られてのでしょうか。