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PACIFIC FUND2号は金沢の町屋を再生した飲食店舗のインカム型で、劣後出資比率20%、想定利回り6%の好バランス(キャッシュバック最大3%付)

【2026-05-30】
評価

金沢の町屋を再生した飲食店舗のインカム型ながら、劣後出資比率20%で安全性にも配慮したファンド

石川県金沢市片町エリアに所在する町家を取得し、飲食事業者との賃貸借契約による賃料収入を原資として配当するインカム型ファンドです。

飲食店舗ということで、都心部のマンションなどと比べると、流動性が高いとは言えません。
それでも賃料収入に基づくインカム配当6%を確保しており、かつ、劣後出資比率20%で安全性も一定確保しています。

運営企業の決算、純資産規模を考えても、本案件の規模が大きすぎるということもありませんので、比較的安定した運用が期待できるサービス、ファンドではないでしょうか。

派手なPRを狙うような商品設計ではありませんが、逆に言えば過度に会員集めをしてファンド規模を急拡大するという懸念も小さいと捉えることもできそうです。
不動産クラファン専業会社が派手なPRをする場合、急激にファンド組成規模が拡大するケースが散見されますが、PACIFIC FUNDの運営企業は1995年創業の老舗不動産会社で、本業で着実に実績を積み上げてきた企業ということで、本業を補完するものとして堅実にファンド運営を継続してくれるなら、なかなか面白いサービスになってくれるのではないか、と期待したいところです。

以下に、運営企業の決算についても触れていますので、投資判断材料の一つとしてご欄下さい。

2号ファンドも最大3%のキャッシュバック特典付き

本ファンドでは、以下のキャッシュバック特典がついています。
想定利回り6%と合わせると、最大9%相当のリターンが期待できますので、なかなかの好条件ではないでしょうか。

投資額 150万円以上:3%キャッシュバック
投資額 50万円以上150万円未満:2%キャッシュバック
投資額 20万円以上50万円未満:1%キャッシュバック

PACIFIC FUNDとは?

2026年5月にサービス開始した不動産クラウドファンディングサービス(※)です。
金沢市に本店を構える1995年創業の老舗不動産会社が運営しており、金沢・北陸の不動産に投資可能な数少ないサービスとなっています。

※不動産クラウドファンディングサービスは、不動産特定共同事業法に基づき提供される不動産投資から得られる利益を原資に配当、元本償還を行う投資商品です。
不動産クラウドファンディングサービス共通の特徴については記事後半で解説します。

PACIFIC FUNDを他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。
記事掲載時点ではまだ1号ファンドの組成がされたばかりですので一概には言えませんが、町屋を再生した宿泊施設という癖のあるアセットながら、劣後出資比率20%、配当もインカムのみで6%をめざすファンドとなっており、都心部のマンションなどでは得られないインカム配当水準となっています。
物件の流動性(売却しやすさ、売却市場の活発さ)は都心部のマンションのような高さは期待できませんが、劣後出資比率20%で安全性にも一定の配慮がされており、リスクとリターンのバランスが良いサービスと言えそうです。

PACIFIC FUND ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 6% 6% 6.9%
劣後出資比率 20% 20% 16.82%
組成件数 1件 1件 -
資金調達額 2,800万円 2,800万円 -
運用終了額 - 0円 -
※2026年4月29日時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選47サービス」の平均値です。

PACIFIC FUNDのサービスの魅力、特徴

サービスの魅力、特徴を先にまとめると、以下の通りです。
運営企業については後程解説させていただきます。
PACIFIC FUNDとは
  • 金沢・北陸の不動産に分散投資可能
  • 地方の宿泊施設など収益に振れ幅があるアセットを扱う分、インカム利回り高め
  • 劣後出資により一定の安全性も担保
  • 運営企業の業績も手堅く、今後ファンド募集額が過剰に増えなければ財務面の懸念も小さい(現時点では)

PACIFIC FUNDを運営するパシフィックキャピタル株式会社とは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。

そこで、PACIFIC FUNDを運営する「パシフィックキャピタル株式会社」をチェックしてみましょう。

パシフィックキャピタル株式会社の基本情報

運営企業は1995年創業の老舗不動産会社です。
不動産クラファンのために設立されたりM&Aされた会社では、急激に募集額、資産規模を拡大するサービスがありますが、本サービスの場合は、本業を堅実に実施してきた企業であり、本業で取得した物件の保有運用のためにファンド組成するなど、ある程度本業とのバランスを取りつつ、本業を補うようなファンド運用を行ってくれる期待が持てそうです。

もちろん、サービス開始後に大きく事業構造を転換する可能性もゼロではありませんので、今後のファンド組成頻度や額などはみておくことは必要です。

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 パシフィックキャピタル株式会社
代表者 代表取締役 米林正克
住所 石川県金沢市八日市1丁目634パシフィックビル
TEL 076-280-1181
会社設立 1995年02月

パシフィックキャピタル株式会社の決算情報チェック & 業界平均との比較

まず、当サイトに掲載しているパシフィックキャピタル株式会社の決算(2026.4時点)を見てみましょう。

企業の稼ぐ力が現れる「PL」を見ると、売上高営業利益率、営業利益率が業界平均より低くなっています。
一方で、経常利益を見ると、業界平均を大きく上回る水準で、小さいながらも堅実に利益を積み上げています。
この原因は正直開示された決算情報だけからはわかりませんが、営業利益→経常利益の間で稼いでいるということは、「営業外の収益」で稼いでいるということです。
企業では固定資産を5億円規模保有しており、これが賃料を生む不動産だとすれば一定の賃料収入が得られるはずですが、こういった継続的な収入が「営業外の収益」に計上されている可能性がありそうです。
賃料以外で例えば有価証券の配当や金利収入など、別の収益源があるのかもしれませんが、少なくとも3期連続で利益を生むような収益源が「営業外の収益」にあるという構造であり、経営の安定性を支えているという見方はして良いのではないでしょうか。
(固定資産が縮小傾向であり、売却しているのであれば賃料も減少していきますので、本当はこの収益の中身がわかればなお良いですが)

次に企業の財務の健全性が現れる「BS」を見ると、自己資本比率20%代を維持しており、欲を言えばもう少し高い方が望ましいものの、過度に資産を膨らませず、経営を継続していることがわかります。
なお本サイト上では分計していませんが、資産の内訳をみると、2024年から2025年にかけて流動資産が3.9億円から6.6億円に増加しており、販売用不動産/仕掛販売用不動産が増加している可能性があります。
これは販売用仕入れを増加させている、または、販売のために仕入れた不動産の在庫、売れ残りが増加している可能性も有ります。
もちろんリノベ再販事業でも、仕入れから売却までに1年以上を必要とする事業は多いため、一時的な在庫増自体が即悪いということではありませんので、今後の販売動向と合わせて、不動産クラファン参入で資産バランスがどのように変化していくのか、ウォッチしておくことが必要に感じます。
(固定資産が3.7億円減っているのも、PLを作るための益出しであった可能性なども有り、BSの推移からは、多少気になる数字は見える状況です。)

※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

パシフィックキャピタル株式会社 決算情報(BS)

※直近1年間のファンドの募集額に運用期間(年換算)を乗じることで、現在運用中ファンドにおける投資家からの出資金規模を算出。(当サイト独自指標です)

パシフィックキャピタル株式会社 決算情報(PL)

※2026年4月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選47サービス」の平均値です。

まとめ:PACIFIC FUNDとは?

1995年創業の老舗不動産会社が運営する、金沢・北陸に分散投資できる不動産クラファンサービスです。
1号がファンドは町屋を宿泊施設に再生した物件と、収益性の振れ幅は大きいものの、インカム型で想定利回り6%、劣後出資比率20%というバランスの良いファンドを組成しています。
運営企業も堅実に利益剰余金を積み上げており、今後ファンド組成規模が急拡大する、といったことがなければ、分散投資先として面白いサービスになることを期待したいと思います。

ファンドの魅力

・石川県金沢市片町エリアに所在する歴史的町家を活用した飲食店舗を取得し、賃料を原資に配当するインカム型ファンド
・運営事業は1995年から堅実に事業を継続しており、劣後出資比率20%で安全性も考慮したファンド設計で想定利回り6%はなかなかバランスの良い条件
・2号ファンドもキャッシュバック特典付きで更に好条件に(100万円以上で3%、30万円以上で2%など)

留意点

・物件の売却市場・流動性面では都心部のレジ等と比べると劣る点には留意

ファンド基本情報

PACIFIC FUND Edition 2
PACIFIC FUND Edition 2
ステータス 募集中
想定利回り 6%
募集期間 2026-06-15 09:00:00~
2026-06-19 09:00:00
運用期間 12ヵ月(2026-06-30~2027-06-29)
募集方式 抽選式
タイプ インカム
募集額 3,200万円
劣後出資額 800万円
融資調達額 0円
出資総額 4,000万円
劣後出資比率 20%

対象不動産情報

物件タイプ1 一棟収益
物件タイプ2 商業
権利 所有権
建築年月 0000-00-00
物件情報 ・石川県金沢市片町エリアに所在する歴史的町家を活用した飲食店舗
固有リスク

ファンド運営事業者情報

サービス名称 PACIFIC FUND
事業者名 パシフィックキャピタル株式会社
住所 石川県金沢市八日市1丁目634パシフィックビル
TEL 076-280-1181
上場有無 非上場
純資産 2億9,941万6,000円
自己資本比率 25.65%
経常利益 7,207万1,000円
経常利益率 13.66%
決算年月 2025-10-31

【毎日更新】 不動産クラウドファンディング キャンペーン情報

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データは毎日更新されますが、手作業での情報収集となっていますので、開始したばかりの情報が反映できていないケースがあります。

現在のキャンペーン情報はありません。


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・事実や根拠なく誹謗中傷する意図の記載
・特定の記載者やコメントに対する悪口、暴言、または発言を許容しないといった趣旨の記載
・投資を煽る記載や、特定サービスの人気や募集状況が好調、満額償還で安心、儲かった、といった趣旨の記載
・同様の趣旨、または、ポジティブ・ネガティブいずれかの心象を持たせる類似の書き込みの繰り返し
・書き込みに関して開示請求する・される、訴訟する・されるといった記載
・その他不動産クラファン投資に関する情報交換という趣旨にそぐわない記載

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ID:4437 / 投稿者:管理人 [2026-04-29 10:15:35]
PACIFIC FUNDのファンド情報掲載、記事掲載を行いました。
企業決算は堅実に利益剰余金を積み重ねていますが、明確な懸念ではないものの中身を見ると内訳が良くわからない部分もあり、念のため気になる点については記事に触れています。
もし今後、何か追加情報が得られれば記事追記補足します。
https://investors-eye.jp/pacific/
ID:4436 / 投稿者:管理人 [2026-04-29 00:00:01]
PACIFIC FUNDですが、決算を良く見ると、ちょっと私のイメージしにくい業態のようで、もう少し確認して、記事に反映しようと思います。
固定資産が多い業態(大家さん業がメイン)に見えるのですが、売上高営業利益率が低く、営業利益より経常利益が高いという、町の不動産屋系とも違う事業収支構造のようで、不動産本業以外の稼ぎが経常利益の多くを占めているようです。
不動産本業の収益力という面では、ちょっと良くわからない印象でしたので、とり急ぎ補足します。(明日以降で、記事でわかる範囲コメントしようと思います。)
ID:4435 / 投稿者:管理人 [2026-04-28 23:42:19]
PACIFIC FUND、書面とともに決算も開示されていますね。
情報ありがとうございます。(以前見たら決算がまだ見れなかったのです)
決算見る限り、地道に利益を積み上げてきている企業のようで、1号が扱うアセットを見る限りは、ファンドで資金調達を過度に膨らませるというより、再生事業にファンドを活用する可能性も感じますので、面白い企業だと思います。
ただ、ファンドとして見た際には、以下のようなリスクもあります。
・物件の売却市場が不透明
・変動の大きい宿泊事業で、想定利回りが6.05%と、収益が下振れた場合に満額配当が得られないリスク
運営企業の財務は悪くないですし、劣後出資比率20%と安全性にも配慮されていますので、トータルで見てリスクとリターンのバランスは良いのではないでしょうか。
ID:4434 / 投稿者:匿名投稿 [2026-04-28 22:36:14]
管理人様

まもなく新事業者PACIFIC FUNDの1号案件が募集されます。
期待できる事業者なのか・・管理人様の見解を宜しくお願い致します。