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FANTAS Fundingは個人投資家にもわかりやすい区分所有マンションを中心に投資できる不動産クラファンサービス

【2025年2月1日 4:00 PM】

FANTAS Fundingとは?

2018年のサービス開始以降200以上のファンドを組成してきている、長い歴史と運用実績を持つ不動産クラウドファンディングサービス(※)です。
運営事業者は個人投資家向けの不動産売買事業や、資産運用管理や投資入門セミナーサイトを運営したり、「個人」を対象とした不動産や投資商品を扱っています。

そのため、FANTAS Fundingで扱う不動産は、個人投資家層が扱いやすい区分所有マンションが中心となっており、ファンドの組成頻度も半年間で10件程度と安定的なファンド提供がされています。
賃料を原資にしたインカムゲインファンドの他、リノベーション等による売却益確保、または単純買取再販、といった、比較的個人投資家でもイメージがわきやすいファンドが中心となっています。 劣後出資比率も20%と高めですし、対象不動産の資産価値やリスクについて納得して投資したい投資家には魅力の高いサービスではないでしょうか。
※不動産クラウドファンディングサービスは、不動産特定共同事業法に基づき提供される不動産投資から得られる利益を原資に配当、元本償還を行う投資商品です。
不動産クラウドファンディングサービス共通の特徴については記事後半で解説します。

FANTAS Fundingを他サービスと比較してみる

まずは、定量的なデータから、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較して、サービスの特長や傾向をチェックしてみましょう。

FANTAS Funding ファンド提供状況

項目 直近6カ月 累計 全サービス平均
利回り 5% 4.9% 6.38%
劣後出資比率 20% 20% 18.45%
組成件数 10件 252件
資金調達額 4億4,030万円 45億5,297万円
運用終了額 40億8,107万円
※2025年2月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選35サービス」の平均値です。

FANTAS Fundingのサービスの魅力、特徴

FANTAS Fundingの特長を上げると、以下のポイントになります。
FANTAS Fundingとは
  • 個人投資家にも比較的理解しやすい区分所有マンションを中心としたファンドを取扱い
  • 運営事業者が得意なアセットタイプのため、運営事業者のノウハウに期待できる
  • 劣後出資比率も高めでリスクを抑えて投資したい方にも向いている

FANTAS Fundingを運営するFANTAS technology 株式会社とは?

不動産クラウドファンディングは、「面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ」する投資商品です。
投資先を選ぶ際には、ファンド運営事業者の不動産事業のノウハウや財務状況を確認することが非常に重要になります。
そこで、FANTAS Fundingを運営する「FANTAS technology 株式会社」をチェックしてみましょう。

FANTAS technology 株式会社の基本情報

創業2010年ということで、創業から15年のノウハウを持つ企業です。
自社Webサイトで個人投資家向けの多様なサービスを展開しており、区分所有マンションを中心とした強い仕入れルート、売却ルートを持っていることで、ファンドに多数の物件を供給でき、かつ、売却先確保にも役立っているという、本業の個人向け不動産売買と不動産クラウドファンディングサービスを事業に活用している業態と見ると良いと思います。

不動産クラウドファンディングを通じて現物不動産投資に関心を持つ投資家が見つかれば、運営事業者にとってはメリットが大きいため、管理人としては、不動産クラウドファンディングで評判を落とすような運用を行わないよう、運用にも力を入れてくれると期待できるのでは、と期待しています。

運営企業情報

項目 情報
運営企業名 FANTAS technology株式会社
代表者 代表取締役 國師康平
住所 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
TEL 03-5424-1800
会社設立 2010年02月22日

FANTAS technology 株式会社の決算情報チェック & 業界平均との比較

まず、当サイトに掲載しているFANTAS technology株式会社の決算(2024.2時点)を見てみましょう。

企業の財務の健全性が現れる「BS」を見ると、自己資本比率が徐々に向上し、20%を超えています。
期末の総資産が過度に膨らんでおらず、毎年の利益剰余金の積み上げで自己資本比率を改善しているという点では、業績への安心感が持てそうです。

企業の稼ぐ力が見える「PL」を見ると、売上総利益率が少し低めですが、2022年、2023年はしっかり利益を確保しています。
売上総利益率が低めなことは、区分所有マンションの買取再販を中心とした業態のため、短期間で多くの物件を回転させる事業の特性上、やむを得ないでしょう。
この業態では在庫回転率が非常に重要になりますが、売上高が180億円に対して期末の総資産が50億円を切っていることからも、在庫の回転にも問題はなさそうです。

ただ、2021年度は営業・経常いずれも赤字となっており、人件費やサイト運営などの固定費分の利益が稼げていなかったようですので、個人投資家の不動産投資熱に影響が出るような状況が生じる場合(例えば首都圏の不動産相場が下落局面に入る、など)には業績に影響が出る可能性があることも留意しておきましょう。

※決算の見方については、別記事「不動産クラウドファンディング事業者の決算チェックポイント」で解説していますので、興味を持った方はご欄下さい。

FANTAS technology株式会社 決算情報(BS)

※直近1年間のファンドの募集額に運用期間(年換算)を乗じることで、現在運用中ファンドにおける投資家からの出資金規模を算出。(当サイト独自指標です)

FANTAS technology株式会社 決算情報(PL)

※2024年2月時点。比較対象は当サイトが収集対象としている「管理人が投資対象候補としたい厳選35サービス」の平均値です。

最後に

ここまでFANTAS Fundingの魅力と留意点をご説明しましたが、投資対象やリスクがわかりやすく、不動産クラウドファンディング初心者や、納得して投資したい方には魅力がありそうです。
不動産クラウドファンディング投資は堅実な利回り投資が期待できる投資商品ですが、万が一の運営事業者の倒産リスクの可能性も踏まえ、分散投資が非常に重要になりますので、新たな投資先候補として検討されるのは、いかがでしょうか?

なお、当サイトではリスク分散の観点で、複数のサービスに対する分散投資を強く推奨しており、投資先サービスやファンド探しに役立つ情報の収集、掲載に努めていますので、他サービスについても是非ご確認下さい。

FANTAS Fundingは不動産特定共同事業法に基づき提供される投資型クラウドファンディングサービス

FANTAS Fundingは、不動産特定共同事業法(以下、不特法)に基づき厳しい規制やルールのもとで提供される、投資型クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングとは、「不動産特定共同事業法(以下、不特法)」という法律に基づき、国土交通省・都道府県から許可または登録を認められた事業者のみが投資家に提供可能な投資商品であり、以下のようなメリット・強みを持つサービスです。
不動産クラウドファンディング投資のメリット・強み
  • 株式のような値動きがなく、堅実な配当利回りが期待できる
  • 出資金の使途は対象不動産運営に関するものに限定し、リスクを限定
  • 優先劣後構造で、ファンドで損失が生じてもまず事業者が負担
  • 契約書は行政の審査を経ており、不当に不利な心配がない
  • 面倒な不動産運用はファンド運営事業者にお任せ
  • ただし元本保証はないため、複数サービスへの分散投資は重要!

不動産特定共同事業法は厳しい投資家保護のためのルールを定めているため、サービスやファンド運営を行う事業者は全て、このルールに従って投資家保護に取り組んでいます。 (上記のうち、優先劣後構造については厳密には法律に定める義務ではないため、ヤマワケエステートなど一部該当しない事業者が存在します。)

「FANTAS Funding」についても当然、サービス提供事業者・ファンド運営者ともに東京都の許可を取得しており、サービスやファンド運営についても行政の監督を受けています。
(FANTAS technology 株式会社:東京都知事 第103号)

不動産クラウドファンディングに共通する特徴や制度については本サイトの「不動産クラウドファンディングとは?」で解説していますので、ご確認ください。
鈴木 万里夫(仮)
株式投資歴20年以上を経た後、株式・投資信託との分散投資先として不動産クラウドファンディング投資をスタート。
不動産クラウドファンディング投資実績10ファンド / 1,000万円以上。今後もコンスタントに年間10ファンド程度に分散投資を継続予定。
投資検討のために自身が欲しい情報を集約できる投資サポートサイトとしてInvestor’s EYEを企画し、現在管理人として運営中。
【保有資格】 不動産証券化協会認定マスター / 宅地建物取引士
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